田園調布のスタバでの事。
用事までちょっと時間があったので、
ホットカフェラテを買おうと店内の列に並んでいました。
僕の前には３人並んでいて、
僕の１つ前は男性のおじいちゃんが並んでいたのですが、
（まあ、おじいちゃんはみんな男性だがw）
そのおじいちゃんの順番になった時に、
「コーヒーのＬサイズください」
と注文していたのです。
すると店員さんが、
カップをマトリョーシカみたいに並べ始めて
こちらが「トールサイズ」
こちらが「グランデ」
こちらが「ベンティサイズ」で、
みたいな説明がはじまった。
スタバで、このカップをマトリョーシカみたいに並べていって、
サイズの説明してもらった経験ってありますか？？
又はそれを見たことってありますか？
僕は近所のスタバでたまに見るし、
何を隠そう、僕も一番最初にスタバに行ったときには
種類が多すぎて何を頼んでいいのかわからないという田舎者丸出しで、
しかも、サイズの読み方もわからなかったので、このマトリョーシカな説明を受けたのだｗ
で、このおじいちゃんもテンパりながらも
指で「これ！この大きさ！」ってカップを指して「グランデ」サイズを購入していたのです。
たぶん、
このおじいちゃんがいつも行っているお店や
今まで行っていたお店では、
「Ｌサイズ」
で、イケたとおもうのですが、
スタバではそいつは通用しない（どーん）
「グ，グ、グ、、グランデだと～～～」
って、そこまではビビらなかったとは思うけど（笑）
いつものところでは通じている
「Ｌサイズ」という呼び方が通用しないという
「スタバの洗礼」を受けたのだ（笑）
今までに行ったことのない所や、
やったことのない事をやる時には、
「今までのやり方では通じない」
「今までの常識が通用しない」
そんな「洗礼」をうける事がよくある。
スタバで注文するんだったら
「Ｌサイズ」という呼び方を手放さないとイケないように、
僕たちの人生でも
今までの常識を手放さないとイケナイ事がよくあるのだ。
特に、自分の人生のステージが変わるときや、
何か新しいことを始めるときなんかは、
「今まで大事にしていた考え方」を手放すタイミングだったりするのです。
もし、あなたが、
誰かの為に動くことを大事にしていたのであれば、
自分の為だけに動くことを大事にするタイミングなのかもしれない。
もし、あなたが
他人の意見を素直に聞く事を大事にしていたのであれば、
自分の意見を押し通す強引さが必要なタイミングなのかもしれない。
時間があったら全て勉強や自己成長に費やしてきたのならば、
おもいっきり時間を無駄にすごしてみることかもしれない。
お金よりも好きなことを追いかけていたのであれば、
好きなことよりもお金を追いかけるタイミングなのかもしれない。
人に好かれるために「いい人」をやってきたのであれば
ゲスな自分をオープンにしていくことなのかもしれない。
今まで、「あなたを成長させてくれた大切な教えや考え方」
「あなたを守ってくれた教えや考え方」
「あなたを苦しい状態から救ってくれた教えや考え方」
「あなたが小さいころから常識だと思ってきた教えや考え方」
それが、あなたにとって大事であればあるほど、
必ずそこに「執着」が生まれます。
そして、それが、あなたにとって大切であればあるほど
それに「とらわれ過ぎてしまうもの」なのです。
で、人生のステージが変わるときや、
何か全く新しいことを始めるときって
野球からサッカーに競技が変化するくらいのレベルで
「ルール」ががらっと変わります。
そのような時に、今までとても大事にしてきた教えや考え方に「執着しすぎる」と
うまく適応できなくなる事が多い。
そんな時はうまく手放して、新しいルールを知って、受け入れることが大事なのだ。
だから、もし、今あなたが,
「なんかうまくいっていない。。。。」
そんな感じがしていたら疑ってみるといい。
今までのやり方にとらわれすぎていないかと。
スタバで「Ｌサイズ！」って頼んでやいないかと（笑）
椎原 崇
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