今、近所のカフェにいます。
(もちろんオープンテラス)

気持ちが良いので、たまには思っていることを気ままに書いてみます。
どうぞ、お付き合いください(*^^*)




「きちんと結果が出ているから」


という理由で、自分のメンターを決める人が多いと思うけど
これはとても良い側面と、ちょっと危険な側面があります。


当然、「結果が出ていない人」に教わるよりは
実体験の経験があるので、あなたにとってよりよいメンターになってくれることでしょう。

なにより、あなた自身も「結果がでている人」だと安心できるよね。


でも、「結果が出ているから」でメンターを選ぶと、このような事もよく起きる。






例えば、


ある人が風邪を引いて体調がめちゃめちゃ悪かったんだけど、
「ある風邪薬」を飲んでクッソ体調が回復したとしよう。


ウソのように体調が良くなったので、
その人は実際に体調がよくなったという「結果」がでている。



でも、その「風邪薬」って風邪には効くけど、
「足を骨折して体調が悪い人」が飲んでも別によくならないよね?







だって、風邪薬だからなww

骨折には効かないんだw






でも、「体調が悪かったが体調が良くなった」という「結果」があると、

「しっかり結果が出ているから信用できる」と思ってしまうわけ。





でも、「骨折して体調が悪い人」が、

その人が良くなった風邪薬をいくら飲んでもよくならないわけだ。





このように「体調が悪かった所から良くなった」というのだけを見て、


自分は「骨折して体調が悪い」のに、「風邪を引いて体調が悪かった人」を参考にしているようなレベルでミスマッチしている人が多いのです。

 




要は、ほとんどの人が自分の症状が自分でよくわかっていないわけだ。





「体調が悪い」といっても、様々な状態や理由があるように、
「人生で結果が出ない」のも、様々な状態や理由があります。





「結果が出ている人」が自分と同じ症状だった人なら
きっとあなたも結果が出やすいんだろうけど、

自分と違う症状の場合は、それを取り入れてもまあ無理だよね(笑)






例えば、ビジネスで言うと、

あなたに必要なのは、



ノウハウを学ぶことなのか


マインドを学ぶことなのか


新たなツールが必要なのか


見込み客の集まらないことが問題なのか


無料のサービスしか受けない人(ブログとか)に
最初の有料のサービスを買ってもらうのが下手くそなのか、


既存客にバックエンド商品を買ってもらえていないのか、


価格設定がダメなのか


売れるメッセージが書けないのか


お客さんに約束ごとが伝わっていないのか


マーケットが間違っているのか


心理的なブロックを外すのが必要なのか




などなどなどなど、要素って色々とあるんです。




だから、「自分のボトルネックになっているところってどこなの?」ってこと。



それを自分で改善するなり、

出来る人に手伝ってもらったりするとビジネスは上手く流れるわけだ。






問題は

「自分にとって何が大事なのか自分でわかっていないこと」

なので、




それがわからない状態で、

「結果がでているからこの人の言うことは間違いない」

と思っちゃうと、骨折しているのに風邪薬を処方しているようなミスマッチが起きる。




でも、中には風邪をひいて来ている人ももいるので、その人は当然風邪薬で良くなるわけだから、
それを見てあなたは「やっぱり結果が出ている!やっぱ間違いない!」とさらに風邪薬を忠実に飲むようになる


骨折をしているのにもかかわらず、、、、(笑)






まあ、そんなことがよく起きているよね~って話ね。







「ビジネス」と「体調」って同じようなもので全体のバランスなんだよね。





例えば、身体のほとんどは絶好調であっても、たった一つだけ、

例えば胃が悪いだけだとしても、
それは「体調が悪い」という状態になるわけじゃん




それと同じで、

ビジネスでだいたいは上手く出来ているんだけど、
コンバージョン率だけ低いんだよね~ってなると、その一つだけで悪い状態になったりするんだ。





「フロントエンドの商品」と「バックエンドの商品」の売り方の違いはわからないけど
自分は市場調査が得意なので、売り方は無視して、得意な市場調査の方を強めていきます!!



みたいなのは、個人だったら能力を発揮出来るので良いと思うけど、




ビジネスのフローで考えたときは


自分は胃が悪いんですけど、腹筋は割れているので、
もう胃が悪いのは無視して、もっと腹筋バキバキに割ります!!



って言っているようなものだからなww






無視しているといずれ、治療しないとイケナイくらいの状態になるんだ。





だから、自分で学んで改善できるようになるか、それが得意な人と一緒にやったりとか、
そんなことが大切になってくるんだよね。






もし、今、あなたが取り組んでいる考え方や実践していること。


それらを一生懸命にやっているのにイマイチ状態が良くならないのだとしたら
ちょっと「自分の状態」を見つめなおしてみるといい。





「結果が出ている人だから」って事に影響されすぎてやいないかと。


「風邪薬で骨折を治療しようとしているような状態」になってやいないかと。





 

 

椎原 崇

 

 

 

 

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