その願い、いつ叶えようと思ってる？
私が昔よく思っていて、
今でもちょくちょく湧いてくる思いがある。
それが、
「完璧にやりたい。」
仕事とか打ち込んでいることはもちろん、
どこかに遊びに行くにしても、自分のための何かを買うにしても、
体調が万全で元気いっぱいで、存分に楽しめる時に行きたい。
自分が本当に欲しいと思うものをピンポイントで買いたい。
味わいつくせないなら、やらない方がいい。
それが買えないなら、叶ったって言わない。
そんな風に思っていた。
この考え方って、
現実の変化をものすごく停滞させます。
先週、ゴールデンウィーク中の平日に１日だけ出かけたのだけど、この時も頭をよぎったんだよね。
季節の変わり目で体が疲れていて、ちょっとカゼ気味で、
「今日出かけてもあまり楽しめないかも…
もっと元気で、存分に楽しめる日に行った方がいいかもな。」
そんな風に思って出かけるのをやめようかと迷ったし、
「行きたいと思ってたけど、実はそうでもないのかも・・・」なんてことまで思い始めた。
過去、何度この思考にやられて「やっぱ近所のスタバでいいか」ってしたことか。
そして、「あー代り映えしなくてつまらないなぁ」って、くさくさしたことか。
そんなことをしてきた自覚があるので、
「いやいや、そういうこと言ってると何もできないから！」と「えいっ！」と気合で出かけたら、
やっぱりすごく楽しかった♡
KITTEの屋上だよ♡
この日は体調や体力的なことで「完璧じゃないし」となったのだけど、
じゃあ、体調が完璧な日ってあるのか？って言われたら、
ないんだよね。笑
体力が有り余ってる日があるかと言われたら、ないの。
昨年から運動や食事を見直して体づくりをしているから、いずれ今より体力がついて、もっと元気に動ける日が増えるかもしれない。
でもそれっていつなのか？
３か月後？半年後？
体の細胞が全部入れ替わる頃ってなったら早くても数年先になっちゃう。
「完璧な時にやりたい」って言って、それまで何もしないでいたら、願いって何も叶わない。
それにね、その時がきたら、きっと他にも何かその時の悩みっていうのがある。
今はないケガや病気をしてるかもしれないし、
妊娠してるかもしれない、
年齢が上がることで今より疲れやすくなるかもしれない。
何一つ問題がない
完璧なタイミング、
そんなのないの。
体のことだけじゃなくて、全てにおいて。
だから、
完璧じゃないまま、今できるだけ、をやっていくんだよ。
ビルに映る夕焼けもきれい♡
完璧じゃないままやる。
今できる範囲で楽しむ。
そうやって少しずつでもやりたいことをやっていくと、前に進む。
やってみると感じることがあるからね。
次はこうしてみたいなぁ。
これを経験したいから、またやりたいなぁ。
やっぱりこれが欲しいから、がんばろう♪
今はまだ理想通りじゃなくても、今経験して感じたことで次の願いが湧いてくる。
そこに向かって「動きたい」という気持ちが湧いてくる。
この繰り返しで現実はどんどん変わっていくよ。
この日、「人生ってグラデーションみたいに変わるんだよ」っていう言葉がすごくしっくりきた。
「完璧」を求めると、橙色からいきなり青にしたい！って思っちゃうよね。
一瞬で理想の人生に変えたい！って。
でもそうじゃないの。
橙色から山吹色になって、東雲色、珊瑚色から薄紅色になって、淡い紫色、水色を通って青になる。
今日の１アクションは橙色が山吹色になるくらいの、ほんのちょっとの変化に感じるかもしれない。
でも、その「ほんのちょっとの変化」を次々に経験していくうちに、気がついたら橙色が青になってる。
私の人生が理想に向かって変わり出したのも、そういう「今できるちょっと」をやり始めた頃からだなって思ったよ。
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