『不満の文句』から『非難』を取って相手に伝える | 虚飾を捨てて心に翼を

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生き辛さは成長の機会。思いやりの心と自分の本質を大切に。

特定の人に対して、特定の事柄に関して、不満がどんどん溜まっていくことがある。

我慢しようか、今日こそ言おうか。

テレビドラマの主人公みたいに、相手がぐうの音も出ないくらいバシッと言って論破できたらスッキリするだろう。

 

私は、バシッと言うではなく、単にぶちキレて言ったことはあります(笑)。

何年も我慢してようやく言えた。

幸いその後は良い方向に行ったが、喧嘩するつもりでキレたので、悪い方向に向かうことも考えられた。

人間関係の打開のためには、そういうことも時には必要だと思うが、どんな悪い結果も受け止める覚悟がないとやらない方がいいと思う。

 

そこで最近試してみたのは、不満を相手に伝える前に、非難にならないように工夫して言葉を選ぶことだ。

不満の言葉というのは怒りを含んでいるので、自然と相手を非難する口調になってしまう。

非難されると人は、非難の内容に関係なく、自分を守ろうとする。

すなわち、言いたい内容とは別に無駄な争いが発生するということだ。

 

「はらわたが煮えくり返っている時にそんなうまいことやれるかー!!ムキー」と怒られそうだが、私もそう思う滝汗

私の場合、ある程度日頃から意思表示ができるようになったから、怒りもある程度抑えることができるのもある。

うまくいく日も、うまくいかない日も、そんなことやってられるかという心境の日もある。

 

私の場合、会社での私の今の立場では、不満はそれこそ常にある。

不満をはっきり言えないことにも理由がある。

自分のなかに弱点がある。

 

我慢するか言うかではなく、『不満をどのような方法で出すか、どのような言い方があるのかを練習する機会がいつでもある』というふうにも思う。