いつ何をどんな風に喋ったらいいかわからない その2 大きな一歩 | 虚飾を捨てて心に翼を

虚飾を捨てて心に翼を

生き辛さは成長の機会。思いやりの心と自分の本質を大切に。

喋れなくなった主な理由は、人に笑いかけることができなくなったからだと思います。

小6の時からです。 

よろしければ自己紹介を参照ください。

https://ameblo.jp/jibun-2019/entry-12486105498.html

 

人から笑いかけられても、それが、間違いなく自分に対してで、愛想笑いでないと、納得できないと笑えないのです。これはどういうことかというと、笑いかけても相手が答えてくれなかったらどうしようという恐れからだと思います。

多分心を許せないのです。

 

ここ数年色々自分のできることで、やりたいことをやって半引きこもりから脱却しましたが、最後にこれが残ってしまいました。そうして笑う代わりに顔が強張るのです。

信じられないかもしれませんが、『笑うこと』こんな当たり前の簡単なことが、僕にとっては不可能と言ってもいいような壁となって立ち塞がっていたのです。

 

多分小6以来だと思うのだが写真を撮られるのが大嫌いでした。最初は、ぶすっとした顔で写っていました。そのうち、その場にいてはならないような、困ったようななんとも変な表情になっていきました。

 

しかし最近1歩を踏み出すことができました。楽しい(はずの)時、無理やりにでも口角を上げてみたのです。おそらく不自然で引きつった笑顔しかできないだろうけど、それでもいいと思ったのです。

でも、できた写真を見ると思いの外ちゃんと笑えていました。自分でも驚きました。

いつもなら、写真を一目見て、うわっと思ってすぐにしまうのですが、正視する事が出来たのです。

 

これは大きな第一歩でした。

話す内容や話し方はともかく、人と話す上で最も大切なものを得たのではないかと思います。

それ以来笑顔になることに対する抵抗がグッと減り、事態は好転しています。

見える世界もちょっと(あるいは大きく)変わったような気がします。

 

経過はまた追ってお話しします。