●身内モラとは、簡単に縁を切れはしないけど。
早山さくらです。
以前モラハラしていたあの人たちって、こちらがもう関わらないと決めていても、シレーっと電話をかけてきたりすることがあります。
もう、うん十年も前の話ですが、別れたモラハラ男が、1年して電話をかけてきたときは、ヤツが一番傷つくことを言ってやりました。
それから一切連絡がこなくなり、めでたしめでたし。
でもそれも、結婚していなかったことと、私たちの間に共通の友人がいなかったこと、遠距離だったこと、などの諸事情があったから、成功したのでしょう。
もちろん、その前提として、その頃のわたしのメンタルが、整っていたからこそ、ではありますが。
ただ、どんなに、メンタルが整っていようとも、同じ生活圏内に住んでいたり、共通の知人がいたり、相手が職場の人であったりすれば、そんな簡単には縁をきれないですね。
とくに、身内モラは、シレーっと電話をかけてきたり、会いたがります。
じぶんが、どんなに会わないことを決意しても、冠婚葬祭などがあれば、会わざるをえない現実。
そんなとき、やはり彼らはモラハラ風。
それでも、自分のメンタルが、しっかり整っていて、相手との関係を、自分で牛耳ることができたなら、かつてのようには傷ついたりはしなくなります。
多少、虚しい気持ちは、あってもね。
だって、身内に、ありのままの自分でいられないって、残念じゃないですか・・
家族には、心から笑いあて、なんでも話せる、絶対的な信頼関係を求めてしまうものじゃないですか・・
できれば、優しく、ガードがなく、朗らかな自分を、ほんとは、そのまま出したいな、って、思っちゃうじゃないですか・・
だけど、現実には、そう振る舞ったとたん、また、モラレルことがわかってる。モラというか、上から来たがるというかね。
この、自分の中の理想の家族像と現実の家族のギャップを、自分でどう、埋めるのか。
ここが課題かなと、思います。
この課題解決のためには
・自分を傷つけさせないよう、自分を守る方法を身に着ける。
・モラハラさせづらいコミュニケーションをとる。
おそらくこれがせいぜいなのです。
せいぜい、と言っても、これ、簡単に表現できるわりには、本質的な部分へのアプローチです。
そのぶん、効果は絶大ですよ。
これをやることにより、人生そのものが、らくになりますし、モラハラ関係に陥っていた原因によっては、関係はガラリと好転します。
パーソナリティ障害とか発達障害なら、バシッとモラハラ行為が減ることは期待できないですが、自分が傷つくことは、激減します。
それだけでも、そうとう、楽になると思いませんか?
いちばんやめてほしいのは、子どもの前でキレることでした。
私へのダメ出しや、時に暴力も、まだ我慢できました。
でも、子どもの前でだけはやめてほしかった。
何度もそう言ったのですが、興奮しちゃうととまらないひとで。
それが、なくなったんです。
それに、このまえ、家族でいる時、子供にむかって
「母さんは黒が似合うね。美人な証拠だね」と言ってました。
びっくりしました。
意地悪なこと、言ったりは、いまでもあります。
でも、気にならなくなりました。
前なら、すごく傷ついてたんです。
とにかく、私自身の、変わりように自分が驚いてます。
とにもかくにも、相手が誰であろうと、自分の心は自分で守れるようになってしまうことです。
それができるようになれば、もう、この世に怖いものはなくなりますよ。
というわけで、がんばろー!
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