抗がん剤治療に続いて、放射線治療を受けました。
治療を始める前に放射線腫瘍科の医師の診察を受けなければなりません。
その際に恐ろしい現実を知ってしまうことになるのです![]()
手術前の私の病態はステージⅡBでした。その場合、当時の5年後の生存率は90%。ほぼ死ぬことはありません。
しかし、手術後はステージⅢCだったのです。その場合の生存率は55%。ほぼ二人に1人は死んでいる![]()
私は5年後にこの世にいないかもしれない。
この時、初めて目の前に死が迫ってきて、寿命を意識したのです。がんの告知を受けたときよりも、この時が一番ショックだったように思います。
5年後に死ぬとしたら、元気に動けるのはあと2~3年。一日一日一分一秒を無駄にできない。精一杯生きていこう
と強く思いました。そして、この時から自分の時間を無駄にされることが、一番腹立たしく苦痛になったのです。
本来ならば、手術後の病理検査の結果を聞いた診察の際に、ステージについても主治医が私に伝える内容だったのだと思います。しかし、主治医は一切触れませんでした。その厳しい現実を私に伝えたところで、状況が良くなるわけではありません。また気を遣ってくださったようです。
