2012年11月11日、とうとう帰国の日がやってきました。
上海の浦東空港では淡々と帰国の手続きをしながら、心の中は帰らないといけないけれど留まりたいという気持ちで葛藤していたのです。
飛行機
に乗り込んでからは涙が止まりませんでした。
離陸するとどんどん小さくなっていく上海の街を見下ろしながら、必ず元気になってこの街に戻ってくる
と強く誓ったのです。
大阪に戻ってきても本当に完全帰国をしたことが信じられませんでした。というかこれからまたここで生きていかなければならないという現実を受け入れることができない状態だったのです。
しかも、これから手術、治療という未知の世界が待っています。この時は不安を感じるよりも、先のことが想像もつかず霧がかかったような状態でした。
一方で現実は手術までに、病院に行くだけではなくて様々な手続き、住まいの賃貸と入居、荷物の受け取りなどやらなければならないことがたくさんあり、その段取りで頭の中がいっぱいだったのです。
