現在、日本人女性の乳がんの発症は9人に1人です。しかし、私の乳がんが見つかった2012年は16人に1人でした。そこまで多くないけれど少ないとも言えない。だから、皆さん関心はあるけれどよく分からないという状況でした。
そこで私が「乳がんになった」と言うと「どうやって見つけたの
」「検診に行っていたの
」とよく矢継ぎ早に聞かれたのです。
当時は上海在住でしたし、がんなんて私にとっては無縁の病気と思っていたので、検診には行っていませんでした。
乳がんが見つかる数年前に、左乳房にクリクリができていて、痛いなぁと思ったことがありました。
そこで、早速インターネット
で調べたのです。そしたら、「しこりが見つかったときから痛いのは乳腺症」と書いてありました。また、「乳腺症は放っておいても良い」と書いてあったので、そのままにしていたのです。
それから、1~2年後でしょうか。左乳房の下半分がカチカチになっていたのです![]()
それで、会社で残業をしている時、向かいに座っていた同僚に「私、お乳カチカチやねん」って冗談半分に言いました。
そしたら、彼は「岡部さん、すぐ病院に行ってください
」と真剣にすごい剣幕で言ってくれたのです。
それにもかかわらず、私は「大丈夫。大丈夫」と言って受け流しました。
今から考えると全く大丈夫ではありません。
しかし、その時は本当に大丈夫だと思っていました。だから、またそのまま放置してしまったのです。

