乳がんになってから、元気で生きていられることがとても貴重なことで、一日一日を精一杯生きていこうと思って過ごしてきました。
しかし、その大切さを心底本当にわかっていなかったのだと思います。
最初に乳がんが発覚してから10年になります。一般的には定期検診は1年に一度です。しかし、私は寛解しているものの再発したことがあることと主治医が代わったことで、今年の6月までは毎月、今でも二か月に一度の定期検診に行っています。
毎回多分大丈夫だろうと思いながらも、診察の順番を待っている間、不安で心臓が口から飛び出しそうな気持ちになります。しかし、普段は多少の後遺症はあるものの普通に仕事をして生活できることが当たり前になっていたのです。
だからといって決して時間を無駄にしてきたわけではありません。けれど、仕事に執着しすぎて気持ちは先走るものの、実際には惰性的に生きていたように思います。
そうではなくて、せっかく元気で生きていられる今を色々なことに目を向けて楽しむようにと今回のがんが気付かせてくれたのだと思いました。
ワクワク楽しいことをして過ごさないともったいないですね。また、そうでないと死ぬときにきっと後悔するような気がしています。
まだ自由に動ける今、気づけて良かった。
正直、1年間に発症するのが100万人に0.4人という希少ながんを、なぜ私が発症したのだろう?とすっきりしない思いをしていたのです。
しかし、名前が私と同じ漢字で同じ読み方の高校生の時からの心友と電話で話していて、とても楽しくて幸せな気持ちになりました。そして、こういうことが大切なんだと気づいたのです。それに気づくためにがんになったのだと思いました。そして、気づかせてくれたがんちゃんに感謝の気持ちがわいてきたのです。
そんな時間を共有してくれた心友にも感謝!です。
やっと「生きる」意味がわかりました。もう大丈夫! 絶対に再発はしない!!
