1年前の今頃は成人病センターの手術台の上にいました。朝9時前に手術室に入り、麻酔
を打たれるとアッと言う間に意識がなくなり、次に看護師さんから声をかけられた時には、もう手術が終わっていました。片方の乳房を失うというとてもショッキングなことだったのに、傷口が痛むことがなくその時点では乳房がなくなっているという実感もなく、とてもあっけなかったのを覚えています。
しかし、この後本当の闘いが始まるのでした。手術で取り出した癌の病理検査の結果があまりにも悪くショックを受け
抗がん剤治療では様々な副作用に苦しみ
猛暑の中1ヶ月半毎日病院
に通って受けた放射線治療・・・やっと治療は毎日1錠薬を飲むだけになり元気になりました。
しかし、いまだに手の指先と足の裏の痺れ、左腕の浮腫みが完治しないし、まだまだカツラも取れない状況で気持ちがすっきりしないところに、先日の検査で腫瘍マーカーの数値が少し高いと言われ更に気持ちが滅入りました
手術からまだ1年しか経っていないのにと思うととてもショックです
もう安心して生きていける体には戻れないということを改めて実感しています。
しかし、1年前には1年後のこと考えても真っ白でしたが、今は目標があります。そして、重たい物を持ったりはできませんが、普通に動ける体があります。5年後どころか3年後のことも分かりませんが、動けるうちに時間を無駄にしないようにできることをやっておこうと思っています。私に何ができるのか分かりませんが、世の中の為に役に立ちたいです。結婚もできず、子供もいない私には、そこにしか存在価値を見出せないような気がしています。