一年前の今日、乳がんの告知を受けました。
上海のクリニックで既にがんの可能性が高いと言われていて、9月下旬に一時帰国をし更に詳しい検査を受けました。しかし、結果が分かるまで日本に滞在できなかったので、上海から日本の病院に国際電話をかけました。
先生は「残念ながら、がんが見つかりました。但し今のところ浸潤がんは見つかっていません。手術する病院を決めたら、私の方から予約を入れます」と淡々と話されました。私も事務的に話を聞き、質問をしました。
しかし、電話を切った後、体中の水分がなくなるんじゃないか、声が出なくなるんじゃないかと思うほど泣き叫びました。乳がんという病気になってしまったことより、乳房を全摘出しなければならない、つまり乳輪も乳首もなくなってしまうという現実を受け入れることができませんでした。もうまともな人間ではない、生きていても仕方がないとさえ思いました。
しかし、人間は生きている限り前向きに生きていかなければならないと自分で自分に言い聞かせ、日本で手術と治療をする為に無我夢中で帰国の準備をしました。
それから1年経って今は元気になり一見以前と何も変わりません。しかし、左胸は洗濯板のようで手術の傷跡もまだ消えなくてあ~ぁって思うけれど、別に日常生活をする上では影響がないだけ有難いと思い、現実を受け入れて現状に満足するよう努めています。