【送料無料】外資系トップの英語力
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外資系トップの英語力 経営プロフェッショナルはいかに最強ツールを手にしたか
英語の学習法というよりも、トップになるまでの経験談という感じです。
外資系企業日本人トップのインタビューをまとめたものとして貴重な内容だと思います。
1本1本のインタビューを読むだけではそれほど面白くないかもしれませんが、10本まとめて読むと、それぞれに共通するものを見出すことができ、興味深いです。
その共通項の1つが「ダイバーシティ(多様性)」。最近日本でもよく聞くフレーズです。
この本に登場するグローバル環境で活躍しているトップの人々は、この重要性を(意識的もしくは体験から無意識に)理解しています。よって、日本人だからこそ他の国の人々とは違う価値がある、という日本人としての自覚を強く持って仕事をしています。
私も外資系企業で10年以上仕事をしていますが、周りを見ても、意外と日本人としての意識を強く持っている人が多いと感じます。
もう1つ印象的だったのは、皆さん、トップを目指してキャリアを積んでいただけではなく、「一所懸命仕事をして結果を出し続けていたら、いつの間にかトップになっていた」と話していることです。まあ、この結果を出し続ける、ということが難しいのだと思いますが。
【目次】(「BOOK」データベースより)
井上ゆかり・日本クラフトフーズ株式会社代表取締役社長
ー今まで使っていなかった“筋肉”を使わないと、上のレベルの仕事はできません
梅田一郎・ファイザー株式会社代表取締役社長
ー時間を作るには好きなことをあきらめる必要がある。何かを切り捨てるから、出てくる意欲もあるんです
織田秀明・ボッシュ株式会社取締役社長
ー問われているのは、英語力なんかじゃないんです。自分たちの仕事に対する誇りなんです
織畠潤一・シーメンス・ジャパン株式会社代表取締役社長兼CEO
-まずはブロークンイングリッシュでいいんです。大事なのは聞けること
小出伸一・日本ヒューレット・パッカード株式会社代表取締役社長執行役員
ー相手のことを知ると同時に、日本人としての強さや良さを理解しておかないといけない
小出寛子・パルファン・クリスチャン・ディオール・ジャポン株式会社代表取締役社長
ー「それで、あなたはどうしたいの」答えは自分で出すべきものなんです
須原清貴・フェデックスキンコーズ・ジャパン株式会社代表取締役社長
ー一〇分でも一五分でもいい。大切なのは、語彙力を磨く勉強を毎日続けること
外池徹・アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)日本における代表者・社長ー窮すれば通ず、といいますか。否応なく英語を使うことになれば、何とかなるんです
鳥居正男・ベーリンガーインゲルハイムジャパン株式会社代表取締役社長
ー日本人に有効なのは、英語を使って、自分の意見を言うトレーニングをすることです
程近智・アクセンチュア株式会社代表取締役社長
ー今、世界の軸足は西から東に移っているし、多極化している。そういう流れに気づいているかどうか
おススメ度:★★★★(★5が満点)