UGGはブランド名ではありません

UGGにはよく誤解があります。 UGGを「そういう名前の特定のブランドを指す言葉」だと思っていませんでしたか? これは間違いで、先に触れたようにUGGとは「ムートンブーツの総称」なのです。 そして、正規のUGGメーカーは現在世界に大小約80社ほどあると言われています。

「UGGという名前のたったひとつの正規ブランド」だと誤解されるそのブランドとは、「UGG Australia 」です。 オーストラリアのブライアン・スミスという人がアメリカに立ち上げた会社で、 カリフォルニアのビーチからハリウッド、そして世界へとUGGを広めた最も有名なブランドです。

アメリカUGGとオーストラリアUGG比較表
アメリカUGG オーストラリアUGG
ブランド UGG Australia 多数存在
設立年 1979年 1960年代~
所在地 アメリカ オーストラリア
生産地 中国 オーストラリア
知名度 高い 低い

「アメリカUGG」は日本のデパートやモールでよく見かけるブランドです。 これに対して、正規UGGを生産しているメーカーの多くが存在しているのは、UGG発祥の地オーストラリアです。

UGG Australia 」はもちろん素晴らしいメーカーですが、 これ以外をニセモノと決め付けてしまうと損をしてしまいます。 なぜなら知名度の低いオーストラリアUGGの中にも、とても品質の良いUGGを作っているメーカーはたくさんあるからです。

「アメリカUGG」だけではなく「オーストラリアUGG」という正規品もあるという認識の上で、 公平にそれぞれの製品を比較するという姿勢が、私たちと生産者、双方にとっての利益になるのではないかと思います。

UGG Australia

UGG AUSTRALIA は世界で最も有名なUGGブランドで、単に「UGG」といった場合にはこのブランドのブーツを指していることもあります。当初はアメリカでUGGのインポートを手掛けるベンチャー企業でしたが、経営がフットウェア業界大手のデッカーズ社に移ってからは商業的に非常に大きな成功を収めました。

元々は生産拠点をニュージーランドに置いていましたが、生産量の増加に対応するため、2005年に人件費の安い中国へと工場を移転しました。 現在このブランドのUGGはすべてMADE IN CHINAです。品質管理がしっかりしており素材レベルもとても高いです。

UGG ブーツ

アグとは、1978年に設立して以来、シープスキン・ブーツの「UGGブーツ 」として有名なラグジュアリー・プレミアブランドである。「不細工」という意味の「ugly」が、ブランド名の由来。シープスキンとは、なめしたのムートン(フランス語)のこと。オーストラリアのサーファー ブライアン・スミス(Bryan Smith)が地元のビーチ周辺で職人たちが縫っていたシープスキン ブーツをアメリカに持ち込んだのが始まりとか。

Uggは1978年に誕生したブランドだが、シープスキンブーツ自体はオーストラリアでずっと昔から履かれていた。シープスキンは、極寒の気候では暖かく、極暑の気候では熱を逃がし足元を快適に保つ。  このブーツを、“ダウンアンダー”から北上させてアメリカで売ろうと考えたオージー青年がいた。彼の名前はブライアン・スミス。サーファーだったスミスは、自分がつくったシープスキンブーツ「Ugg」がニューヨークのリッチな人々に売れるのでは、と考えたのだ。78年、2ダースのUggを手にしてスミスはアメリカに降り立ち、Uggオーストラリア 社を設立した(同社は100%アメリカの会社。“オーストラリア”と社名についてるが、オーストラリアの会社ではない)。