素材の違いで偽物UGGを見分ける

ムートンブーツ 」でも素材の表記は必ず確認

「ムートン」はフランス語で「羊毛」を意味しますので、本来「ムートンブーツ」=「UGG」となるはずですが、日本では「ムートンブーツ」というとなぜか「UGGのような見た目のフェイク品」まで含んでいる場合があります。そのため名前だけで正規のUGG(シープスキン100%のブーツ)かどうか判断せず、素材をきちんと確認するようにしましょう。

羊毛と羊皮が一体であること

本物のUGGの基本的な特徴は羊毛と羊皮が一体であることです。なぜなら羊の毛は羊の体から生えているからです(当たり前ですが…)。ボアと皮をひっぱってみて隙間が開くようなものは、豚皮や合成皮革と合成繊維などのボアを接着しただけのフェイク品でしょう。ただし、最近では偽物も多くが一体のものに切り替わってきていますので、これだけで本物かどうか判断はしないで下さい。

臭いや着色について

また、本物は基本的に無臭ですが、偽物は箱を開けたときにペンキや薬品のような臭いがすることがあります。ひどいときには履くと足に色が付くこともありますが、もちろん本物でこのようなことはありません。

素材の品質をチェック

正規品は下の画像のように毛が細く、長さも均一に揃い、厚みときめの細やかさが感じられます。実物を見ることができる場合には、しっかりと素材の品質を確認するようにして下さい。

本物の羊毛は焼くと灰になります

新しいUgg Boots は縫い目部分のボアを触ると羊毛が少し抜けてきます(これは欠陥ではなく、履き始めに必ず起こる現象です)。これを火で焼いてみてください。本物は一瞬で塊になったあと、それを押して崩すと粉々の灰になります。しかし化繊でできたフェイク品は溶けるように燃えて灰にはなりません。

UGGブーツが愛される理由

UGG(アグ)とは… 「不細工」という意味の「ugly」が、ブランド名の由来。1978年、オージーのブライアン・スミスによって設立された。もともとはオーストラリアやニュージーランドで愛用されていたが、【UGG AUSTRALIA 】のNYへの上陸をきっかけに、シープスキン(ムートン)ブーツはカリフォルニアのサーファー達によって愛用され、今ではファッショナブルなアイテムとして世界中に広まった。梨花やモデルを中心に芸能人やスタイリストが愛用し、一年を通して履けるブーツを提案したムートンブーツの代表ブランドとして名高い。

UGG(アグ)ブーツの特長とデザイン UGGのシープスキン(ムートン)ブーツの革には上質なシープスキン(羊皮)を用いており、防水性が高く、恒温性に優れている。氷点下の環境にも耐え得る性能と、内側の湿気を逃がし「夏でもムレない」常にドライな状態に保つという2つの性能を兼ね備えている。また、ソール部分はしっかりしていながらも軽くてクッション効果があり、疲れを知らない一足とも言える。この充実した機能が人気の理由の一つであるのだが、デザインを気に入って購入する人が多いのも一つの特徴。無駄な装飾がなくシンプルでありながら、ボリューム感を感じられるルックスが現在の人気の最大の要因である。色の展開も多様で、人気は優しい印象を受けるベージュ系の「チェスナット」や、モードな印象をだしたい人には「ブラック」が好まれている。また、裏返してボアを見せることで「季節感と可愛さ」が味わえるのも魅力。

UGGのシープスキン(ムートン)ブーツ活用のスタイリング スタイリングとしてはブーツにパンツの裾を入れるのが鉄則。特にUGGを履く場合はトップスにボリュームを出してパンツは細く、そして足もとのUGG でボリュームを出すという「サンドウィッチ型」のスタイリングが好相性。また、ショートパンツと合わせるのも今年風。

モデルやセレブの間でも人気爆発中のUGG なかでもこのUGGのシープスキン(ムートン)ブーツが一番人気です。

最高級シープスキン ムートンブーツ『UGG』!

パイロットの「Fug Boots」1 パイロットの「Fug Boots」2

1920年代

オーストラリアの羊毛刈りを職業とする人たちの間でUGGは誕生しました。 彼らは羊の毛皮で足を無造作に包み、この出来の悪い不恰好なブーツを「Ugly Boots(かっこ悪いブーツ)」と呼んでいました。 これを古き佳きオーストラリアンたちは徐々にスラングで「Ugg Boots(アグブーツ) 」と言い慣わすようになったのです。

※ オーストラリアの辞書によるとUg Boots, Ugh bootsとする表記もあるようです。

1930年代

農夫たちの間で履かれていた「UGG」は意外な所で使われるようになります。 そのきっかけは第一次世界大戦です。戦闘機のパイロットたちが上空で体を暖かく保つために、足にUGGを履いて飛び立っていったのです。 カナダの戦争博物館では現在(「Fug Boots」という名前の)その展示を見ることが出来ます。

1960年代

まだまだ一般的とは言えないUGGでしたが、この頃オーストラリア西海岸にある都市パースの、サーファーやスイマーたちが愛用するようになりました。 彼らは水から上がったときに足を冷やさないよう、優れた保温性のあるUGGを活用し始めたのです。同時期にいくつかの小さな会社は手工業での生産を開始しました。 なお、この時期のUGGは固い靴底がなく、どちらかというとソックスのようなものだったそうです。

1970年代

パースの流行からほどなくして、UGGは東海岸にあるブリスベンからシドニーにかけてのサーファーたちにも使われるようになります。その一部はオフシーズンに雪山でスキーを楽しんでいましたが、彼らによってUGGは夏のビーチの熱い砂の上だけではなく、極寒の雪山にも持ち込まれるようになりました。

1978年

オーストラリアのサーファーであるブライアン・スミスという人物が、初めてUGGをアメリカへと持ち込みました。しかし当初ニューヨークでの評判は良くなく、結局ブーツをオーストラリアへと送り返す始末でした。 しかしカリフォルニアでサーファーたちが似たようなブーツを履いているの見た彼はUGGの可能性を信じ、翌年UGG Australia社を立ち上げます。 1995年

カリフォルニアのサーファーの間でそのブーツが広く使用されるようになっていたUGG Australia社ですが、ブライアン・スミスはこの年、会社(Ugg Holdings, Inc.)をアメリカの巨大なフットウェアカンパニーであるデッカーズ社(Deckers Outdoor Co.)に売却します。

1999年

デッカーズ社は「UGG AUSTRALIA 」の名称をアメリカやヨーロッパで商標登録します。 しかし「UGG」は本来シープスキンブーツの総称であるため、その後オーストラリアにある他のUGGメーカーと多くの訴訟が発生することになりました。

2003年

UGGはとてもファッショナブルものへとイメージチェンジに成功します。 ハリウッド女優のケイト・ハドソンやシエナ・ミラーらが履いたことで一躍注目を集め、アメリカ国内で大流行します。その後キャメロン・ディアス、パリス・ヒルトン、ジェシカ・シンプソン、アヴリル・ラヴィーンなど数多くの有名人が着用しました。

2005年

UGGの世界的な人気の拡大を受けて、デッカーズ社は生産拠点を中国に移し大量生産に踏み切ります。 また一部のオーストラリアメーカーも海外進出を果たしました。

2006年

日本でもUGGが流行し表参道ヒルズにUGG AUSTRALIA ブランドの直営店が出現しました。 梨花さんが愛用していたことでも有名になりましたね。そして現在では中国や韓国といった国々でも人気に火が付いています。