若様組まいる (100周年書き下ろし)/畠中 恵

¥1,575
Amazon.co.jp 講談社 2010年刊

 アイスクリン強し、シリーズ2巻目となります。
 2009年に読んでる割にココへは書いてないわ、記憶力は低下してるわで取っ掛かりに苦労しました。前作のメインが菓子職人側だったから余計にピンとこなかったのかも。
 こちらもシリーズ化されるのかもしれないけど、まだまだ登場人物全員に光が当たってるわけじゃないくらいにキャラ盛りだくさんなので、今後に期待です。

 去年などは読んだ本をほぼ書き込みしたけれど、2009年以前はかなり穴があいてるんだなと今更ながらに判明したわ。

呑々草子 (講談社文庫)/杉浦 日向子

¥700
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 1994年、講談社発行の単行本表紙には愛犬クロで全裸を隠す著者がおります。
 本編に著者の手相が短命だとの話が出てきますが、早すぎだよ逝かれるのが。
 江戸言葉が本当にすんなり心にしみてくるのも著者ならではだと思うし、下の話も汚く聞こえないのも役得だと感じる。
 早くから隠居生活をすると決め、漫画化をあっさり廃業しテレビに出たり、エッセイ書いたりの生活を、著者は隠居できないナマケモノと称していたけど、素敵な生き方をしていたんだなと思った。
 全編にわたり著者のたくさんのイラストと4コマ漫画があります。
 

 地続きの近場でドカ雪のため凄いことになってる。こちらは青空。のんびりぬくぬく・・・ごめんよって感じ。

家族/小杉 健治

¥1,680
Amazon.co.jp 双葉社 2009年刊

 同年にドラマ化されているので、そちらで御存じの方もいるかもしれませんが、母を介護している独身アラフォー役を大塚寧々さんがされていたようですね。
 裁判員裁判の良悪をきめ細かく書かれていて、このシステムに一石を投じてる内容でした。
 長く裁判がかかり、うやむやになってる物がすくなからずある中で、日数限定、早く済ませたがゆえに誤認定となってたとしたらと思うと怖いです。
 そして有無を言わさず認定された裁判で、少なからずも刑を決める役目を負わされる。難しい問題だと思うし、良いのかこれで?と私なんかは思います。

 友人が今まさにアルツハイマーの義母を介護中で、余計に考えさせられました。
地のはてから(下) (100周年書き下ろし)/乃南 アサ

¥1,680
Amazon.co.jp 講談社 2010年刊

 ダメ夫に嫁いだ母目線からの話から、娘の一生へと繋がる開拓民としての生活が、自然の厳しさだけでない時代の世相、戦争での大変さも加わり、きつかっただろうなと感じた。
 小さな恋が実を結ぶことなく、良い思い出だけにとどまらず空しい現実も見せつけられて、単純な物語で済まないところが著者ならではかな。
 おすすめ本としての評価は当たりでしたよ。

 
 散歩直前になって掘り返したガム餌をくわえ、離さず歩きだした我が家の犬。途中その餌を雪山に埋めて隠し切り満足げな顔。いやいや置いていけませんから、掘り返して持ち帰りましたよ。
地のはてから(上) (100周年書き下ろし)/乃南 アサ

¥1,680
Amazon.co.jp 講談社 2010年刊

 良本との書き込みで予約を入れてから半年、ようやく届き読めました。
 北海道開拓の歴史の重さ、自然や流れてきた人々の悲喜こもごも。随分落ちついた後からの話は他著書でも読んでましたが、それ以前の話もありで、国が良い点を誇張して募集した移住民の中には、こんな筈じゃと思った人も多かっただろうな。
 今は下巻を読んでる最中ですが、どんな結末に向かうのか楽しみです。

 ブーゲンビリヤの花が咲き、室内が華やいでいるわ。