野良女/宮木 あや子

¥1,365
Amazon.co.jp 光文社 2009年刊
 これ女性が読んだら爆笑ものだし、良いのかこんなに書いてと思うほどのハジケぶりなんだけど、けして男性には読ませられない内容だな。
 女性全員が同じ思いをしたとは言えないけど、少なからず似たような感覚なり思いを抱いたことや、実体験してる人は多いと思う。
 楽しかったです。

 HOME愛しの座敷わらし とっても良かったです。
 

S・セキルバーグ関暁夫の都市伝説3/関 暁夫

¥1,365
Amazon.co.jp 竹書房 2010年刊

 シリーズ3巻目、本作は3D眼鏡付きで見られるページがあります。
 が、残念ながら息子ときたら大事にしすぎて添付の眼鏡、未開封のままなものだから、どんな飛びだし方なのか見損ねています。
 今回もフリーメーソンと関係がある話がたくさん、TDR関係も盛りだくさん。
 巻頭・巻末には、前作に掲載されていた関氏が胴体の長い猫を抱いてる写真をボードにしたものを持ちこんでの海外撮影した写真が。凄いの一言です。

 映画館へ、愛しの座敷わらしを見に行くのが楽しみ。
333のテッペン/佐藤 友哉

¥1,575
Amazon.co.jp 新潮社 2010年刊

 著者作品を読むのは初めてなので他作品と比較できないのですが、言葉遊びというかこだわりが凄く多い品だと感じました。
 数字マジックと本文中にも書いてあるとおり、こちらにもこだわって書かれているのですが、何だか物足りないし、意味づけとして厳しすぎるような。
 ゴールデンウイーク中の話がちょうどあり、タイミング良く読んでた私。
 主人公の設定が真綿に包むようにチラ見せだけで、猟奇殺人をおかした未成年が出所した後の話で、誰だって例の彼だと結びつけるだけになんだかなぁで。
 現実と過去との思いや大変さを書けば書くほど空しく感じ、この視点での書き物はやはりどうかと思ったわ。


 日本でも竜巻や雷での被害が。ほんと地球はどうなってるんだろう。
無人島に生きる十六人 (新潮文庫)/須川 邦彦

¥420
Amazon.co.jp 新潮文庫 2003年刊

 本作は昭和23年に刊行されたもので、明治32年ハワイ諸島界隈で16名を乗せた船が座礁し、無人島で4カ月余りもの間、いつ助けがくるかもわからぬ中、力をあわせ誰ひとりかけることなく救助されるまでの話です。
 井戸を掘り水を得るところから始まり、寝床や食料確保、野生のあざらしと仲良くなるなど、読んでいて凄く大変な筈なのに軽妙な語り口や、16名の希望を失わない生活の所作がにじみでていて、とても面白かったです。
 これが実際に起きた話というのだから凄いの一言で、旧かな遣いなどを現代にあわせて直してくれてるおかげで読みやすく、楽しい読み物になってます。

 GW雨続きですねぇ。
熊金家のひとり娘/まさき としか

¥1,785
Amazon.co.jp 講談社 2011年刊

 祈り屋、冷媒体質、神様、色々な言われ方で霊と対話したり、お参りを生業にしていた人が世の中にはいて、周りから認知されていた時代から段々拒否や疎外されてきたとき、跡を繋がなければならなかった子たちがどうしたのか。
 見えることが良いことなのか、見えないから幸せとは限らないし。本人の意思とは裏腹に対話できてしまう自分の血を呪いつつ、どうにか世間と折り合いをつけて生きて行く女の子たちの話は、時に怖く、時に悲しく、現実なら厳しいだろうなと感じました。

 やっと春めいてきてクロッカスが花盛り。桜はまだかな。