アンテナ調整
先週の6Dも使用したCL6DXですが、SWRが下がらず原因がわかっていませんでした。
50MHz帯がブロードでSWRが2.0、そのままずっと同じ値で51.5MHzあたりから下がり始め
51.7MHzで1.0となります。
これを超えると一気にSWRが上がって52MHzでは3.0overといった具合です。
給電部に原因があるのかなと、輻射器の給電部を開けてみました。
かなり汚れていたので一回バラして掃除して組み直しました。
写真はネジ緩めてる途中で、元に戻せなかったら困るので慌てて撮影した物です。
結局、アルミの白い粉吹いてはいるものの断線はしていませんでした。
これは、6D前に行なっていたものの掃除後も変わらず。
先週FT8でEU開けていて和泉葛城山からワッチしていても、今ひとつ見えません。
6エレの性能出てないんじゃないかなと思ってました。
「クリエートの6エレはそのままでSWR1.0で再現性良いよ」という話なので
今週ずっと原因がわからず悩んでました。
原因調査のため週末に確認するポイントを洗い出しました。
・エレメントブラケットをはずして移動に便利なダブルクリップ方式にしたので一回元に戻してみる。
・説明書が手に入ったので、エレメントの長さ測って説明書通りに並べてみる。
ぱっと思いついたのがこの2点でした。
エレメントブラケットを元に戻すよりも、エレメントの並べ替えの方が簡単なので、まずそちらで試してみました。
この図を見ると、反射器が一番長いのでこれは確定、二番目に長いのが導波器−1、三番目に長いのが導波器−3
その次が導波器−2、一番短いのが導波器−4ということが目分量でわかりました。
さっそく、エレメント組んでこの通りにブームに取りつけます。
ここでやっと気づきました。(あほでした)
これ、輻射器に近い方から1から4じゃないの。説明書にそう書いてるやん。
あらかじめバラす前にエレメントに数字書いて間違いないようにしてもらってたのに。
ものすごい勘違いしてました。
ブームの先から数字書いているエレメントの1から4と思い込んでいて並べていました。
導波器−1が輻射器から一番遠いところ、導波器−4が一番近いところにしていた。大間違いです。
仮に上げてみてSWRを測ったところ、50MHz帯は1.0をキープ、
51MHzを超えたあたりからSWRが上がり出します。
これや、こうしたかったんや。
この件、すぐ気づかない私があほでした。っていう話。
ローカル局に相談乗ってもらったりして迷惑かけてしまった。すみません。
これが、あるべき姿。
以前のブログ写真は、よく見ると間違いがわかります。
これだったら、6Dのマルチ2個くらい増えたかも。
とはいえ、問題解決してスッキリしました。(レベル低すぎ)