いつか夜空で

いつか夜空で

OFO's Weblog

 

ここ最近、休日は近場の山歩き以外の事を何もしていませんね。 と自分でもつくづく思います。

そりゃ、エンジンが錆びない程度にオートバイは動かしてますが、それとて家の近所をクルクル回るくらい。

遠出のツーリングなんて皆無。

射撃だって、銃の所持許可の更新手続きはしたものの、前回の実績作り以降は行けて居りません。

懐具合は「貧乏こじれちゃって」ますので、これが身の丈に合った休日の過ごし方なのでしょう。

 

と言うわけで。

今週末も筑波山に登って来ました。

歩いたのは、山の西側からのアプローチ「薬王院コース」。 階段の多さで知られるルートです。

700段ほどある階段は、どうにもこうにも歩幅に合わず、登る者を絶望的な気持ちにさせます。

なので、表ルートにあたる「白雲橋コース」や「おたつ石コース」などと比べると、人は少なめになりますね。 幾分マゾヒスティックなハイカーに限られるのかも知れません。

 

大丈夫だろうと考えて登り始めたのですが、海抜670m辺りを過ぎて上は、数日前に降った雪が融け残っていました。

場所によっては凍ってツルンツルンになって居たので、チェーンスパイクを持参しなかった楽観主義者としては、足の置場を慎重に選びながらの牛歩戦術にならざるを得ません。

筑波山って、低山故の油断なのか、転落事故が結構多いのです。

 

無事下山した後は、薬王院の仁王様に合掌したのは言うまでもありません。

 

山歩きをする時には、いつもコンパクト・デジカメを持ち歩いている。
元々、写真を撮ること自体が好きなのだが、山歩きと言っても「頂上に辿り着かなければ気が済まない」というタイプでもないので、道々立ち止まってはシャッターを切る方が主体になっている。


今や写真と言えばデジタルで、それであればスマホでも十分に事足りるのだが、やはり単体のカメラにこそ「撮影している感」がある様に思う。 撮る行為を楽しむには、断然「カメラ」に軍配が上がるだろう。
それって、自分だけかな?
目に付いた被写体を画面の中のどこへ配置するか? ピントはどこに合わせるか? 周りに映り込む風景の足し算引き算。 ハイキーで撮るか?ローキーで撮るか? たった一枚の写真に、考える事は様々ある。 そしてそれらの事柄は、昔ながらのラティテュードの狭いフィルム写真と何ら変わらないものだ。


もうひとつ、単体カメラを持ち歩く理由は、山歩き時には登山アプリを利用する機会が多い事もある。
GPSを利用し、ポケットから取り出してアプリの地図画面を頻繁に確認するので、一々カメラ機能と切り替えるのが面倒なのだ。

これは、物臭故の理由でもある。

 

3月7日(土)

夜中にはお湿り程度の雨であったが、夜明け頃には雲の隙間も大きく広がり始めたので、朝一で宝篋山に登った。

ここのところ、ほぼ筑波山と宝篋山を行ったり来たりしている感じだが、どちらも早々と登り始めれば昼前には自宅に帰り着けるので、午後からは他の用事が足せる、私にとって「まことにコンビニエントなお山」なのだ。

呑み屋に例えれば、他の山は「赤ちょうちん」みたいなモノだが、筑波山・宝篋山は「立ち呑み」である。 一、二品の肴を頼み、二、三杯の酒をやっつけてサッと立ち去る。 自分にとっては、そんな「お山」なのである。

 

その立ち呑み屋的宝篋山にて、今日は「小田城コース」と「常願寺コース」を選んだ。

特に朝の「小田城コース」は、誰も追い越さない誰にも追い越されない、ほんに人の少ない良いルートだ。

早朝の澄んだ空気の中を、自分勝手なペースでぶらぶら登った。

 

山頂でコーヒータイムを取った後は、山を巻く様に下る「常願寺コース」でゴール(=出発点)を目指した。

昨夜の雨のお陰で沢の水量も少し増えて居り、流れに沿った道を歩くのは気持ちが良い。

夜間にイノシシが耕した山道の穴ぼこを避けつつ、麓の駐車場に停めた車へと向かった。

 

 

またもや仕事の為、札幌へ行って来た。

これが、取り敢えずの区切りで。 この先、暫くは用務が無いと思う。

前回の出張時は雪で酷い目に会ったが、今回は順調に遂行する事が出来た。

「すすきの」の街角には、大雪の名残りすら見られたが、格段に暖かくなった冬の終わりの気配を感じた。

飛び回るカラスも、随分と楽そうであった。

 

往路復路共、札幌市内と空港を結ぶバスの車中には、沢山の外国人旅行者が乗っていたと思う。

「思う」と言うのも、その外国人とは欧米人(もしくは豪州人)ではなく、言葉を発しない限り日本人との見分けが付き難い国の「外国人」であったからだ。

しかし、ほんと大勢来るよなぁ~

私は決して外国人旅行者を排斥する様な偏狭な考えの持ち主ではないが、海外から気軽に来られて、逆に海外へは気軽に(もしくは金銭的にお手軽に)行けない今の状況を、複雑な思いで見ては居る。

 

平素の生活に掛かる出費の重さと円安のダブルパンチ。

皆さんは、如何お過ごしでしょうか?

 

ここ数週間は、朝が暖かくなって来た事もあり、連続して筑波山に登っている。

先週末は、「筑波山神社→つつじヶ丘→女体山山頂」の王道ルート。

そして本日は、「筑波山神社→梅園→薬王院コース→男体山山頂」のちょっと捻ったルート。

朝の、漸く明るくなって来た時間帯ではあったが、満開の梅に沢山の観梅客がカメラのシャッターを切っていた。

ウグイスの声も聞こえ、出来過ぎの早春の朝であった。

 

ここから先は余り趣の無いアスファルトの山道が続く。 だから、このコースは人気が無いのだろうと思う。

山に来て、アスファルトやコンクリートの道を歩き続けるほど興醒めな事はない。

しかも、薬王院コースとの出合までは、折角登った高度と同じくらい一旦下るので、心の中に徒労感が残る・・・ あははっ

 

薬王院コースに折れてからは、ひたすら丸太で補強された階段を上るだけだ。

当初の計画では、途中の「立身石」に立ち寄って「御幸ヶ原」で折り返すと決めていたが、「「懺悔懺悔 六根清浄~」と唱えている内に、気が付いたら「男体山」の山頂に辿り着いていた。

 

2月19日(木)

仕事で札幌へ行った。

 

朝、08:30頃、セキュリティーチェックを通って待合室の椅子に座り、今日明日の予定などを考えながら搭乗開始のアナウンスを待っていると、「大雪で新千歳空港に着陸出来ない見込みの為、当便は欠航になります。」の声。

なんと! 雪である事は知っていたが、それ程とは。

 

代替策を考えるが、航空機はどのキャリアーも欠航を決定。

他に選択肢は無く、陸路新幹線で行く事になった。

 

急遽、上野へ向かい、東北・北海道新幹線に乗り込む。

当然と言えば当然だが、こちらも立ち乗りまで出る満員の状況。

それでもなんとか、「新函館北斗駅」まで辿り着く事が出来た。 が、この先の「特急北斗」が大幅な遅延。

自分の乗る列車の発車時刻になって、漸く前の便がプラットフォームへ入って来る有様。

定刻を1時間以上遅れて、今夜宿泊する苫小牧へ向けて動き出した。 スピードは路面電車並みであったが・・・

 

翌日、札幌市内の用務先には2時間足らずしか滞在出来ず、南千歳駅へ向かう高速バスの停留所へ急ぐ。

ところが、ここでもトラブル。

バスが一向に来ない・・・

30分以上遅れて到着したバスはほぼ満席で、スノースポーツ目当てで来日した外国人の大荷物を積み込むのに時間を要したとの事。

南千歳に差し掛かる頃には特急列車の発車時刻を過ぎて居り、またもや代替策を練る必要に迫られる。

一気に、能天気な外国人バケーション客が嫌いになる。

 

どの航空会社も満員状態の中、JALの席が確保出来た。

18:00発であったが、親方日の丸会社の定石通り、結局離陸は30分遅延した。

だがまぁ、「羽田まで戻れれば、後は何とでもなる。」と自分を納得させた。

 

清算してみなければ詳細は分からないが、今回の出張は大赤字確実。

やってられんなぁ。

 

自宅から車で45分。

宝篋山に次いで手近な山だが、かと言ってそれ程足を向けないのは・・・ 言わずと知れた「混んでいる山」だからに間違いはない。

特に梅や桜の季節や紅葉の時期は、駐車場までの道のりが、嫌気がさす位に渋滞するほど!

比例して、山道にも人の渋滞が出来る。

(因みに紅葉の見応えは、実は大した事はない)

 

良い山なんだけどなぁ・・・ 自分の歩く前後及びすれ違う人が多過ぎる点が、私的には大きなマイナスポイントになっている。 我がまま言ってスミマセン。

 

2月14日(土)

そんな週末の筑波山に登って来た。

私をその気にさせたのは、先週降った雪の影響から、人出も幾分少な目なのでは?との読みによる。

 

朝6時半に駐車場に到着。

既に明るくなり始めている中を筑波山神社へと進み、巨石・奇石を楽しめる「白雲橋コース」をチョイスした。

「弁慶七戻り」や「母の胎内くぐり」を見つつ、まずは女体山山頂に立つ。

遠景は霞んでいたが、然程待たずに突端に立てたので、やはり読み通りに登山客・観光客は少ない様だ。

 

御幸ヶ原のベンチでインスタントコーヒーを飲んだ後、男体山山頂にも立ち寄った。

男体山は女体山よりも低い。

されどいつもその登り道が難儀に感じられるのは、いつの間にか頂上に達している女体山に比べ、一端ドップリ休憩した後に改めて急登を行かなければならないからであろう。

男体山から望む富士山も、ほぼほぼ朧であった。

 

下山はルートを変え、「御幸ヶ原コース」にて筑波山神社を目指した。

20代の頃は、この山道の石から石へ飛び跳ねるように駆け下りたものだが、ジジイになった今は、微かな膝の痛みを騙し騙ししながら歩を進める他ない。

 

双耳峰のどちらも山頂付近には雪が氷となって残り、スパイクを付ける程じゃ~ないが、山靴のソールのみでは心許ない、まことに微妙な塩梅の状況であった。

 

だが。

なんだかんだ言って、やはり筑波山は良い。 また行こう!

 

2月1日(日)、きのこ山と足尾山に登った。

きのこ山と足尾山は、筑波山の北側に位置し、県中央部地域の笠間市へと連なる山並みの一角をなす。
朝の9時頃に「りんりんロード(サイクリングロード)真壁休憩所」の駐車場に車を停め、田んぼの中の道をテクテクと歩いて登山口を目指し、9時半過ぎより登攀を開始した。

まず目指すのは「きのこ山」。
登りの山道は明瞭で、丸太で拵えた階段も設けられている。 但し、段差が歩幅に合わないところも在り、そんな箇所は逆に疲労しちゃうので、脇の斜面を歩く事になる。
然して苦しいポイントも無く、山頂に辿り着いた。

山頂には、「きのこ山山頂 528 m」などと書かれた標識も無く、単に「きのこ山」と書かれた看板と休憩用の東屋が在るのみ。
過去にも、そのポイントを山頂だと思って登った事が数度あるが、毎度「本当にここで良いんだろうか?」と考えてしまう。

「きのこ山」から次に目指す「足尾山」までは、山を巻きながら進むルートだが、行程のほとんどがアスファルト舗装された車も通れる道なので、殊更の趣は無い。
アスファルト道路から土の斜面に作られた山道へ折れ、急な石段を上がり切ると「足尾山山頂」であり、足尾神社の祠が祀られている。

石段下の足尾神社の社殿脇には「草鞋(わらじ)奉納所」と書かれた建屋が在り、沢山の履き古された靴が奉納されていた。 なんともシュールな景観であった。

山頂の奥の院の脇で、いつものインスタントコーヒーを飲みながら上空を舞うハンググライダーやパラグライダーの姿を暫し眺めた。 この山には離陸場が何箇所か在り、この日も寒い中ではあったが、多くの愛好者で賑わっていた。

足尾山から先は帰路となる。
加波山方面へ向けて「一本杉峠」を目指し、峠を西に折れて下山ルートに入った。
通常、下山に要する時間は、往路の3分の2程度を目安にしているが、このルートは勝手がまったく違っていた。
石と岩が作り出す段差でなんとも歩き難く、併せて山道の随所が水の流れる沢と化している。 挙句の果てに水が凍ってツルツルの氷となり一面を覆っているのだから、堪ったもんじゃない。
あまりの歩行の難儀さに、見つけた脇のバリエーションルートへ立ち入るが、最終的には進退窮まって分岐点まで登り返す羽目に陥ってしまった!

漸く下まで降りて来た時に、道端の軽トラ脇に立つ「おとうさん」に声を掛けられた。
おとうさん「どこから下りて来たの?」
私「きのこ山と足尾山に登って、一本杉峠から下りて来ました。 このルートは初めて歩いたけど、おったまげた!」
おとうさん「あれでも国道なんだかんね。」

おとうさんの言っていた「国道」とは誠の事か?
それとも、YouTube辺りで時々目にする「酷道」を聞き間違えたのか?

 

来月は、いよいよ猟銃の所持許可更新を行わなければならないので、本日ダメ押しの実績作りの為、筑波射撃場へ行って来た。

スキート射面では、お馴染みの「三芳スクール」が行われていたが、目的の主眼は久しぶりに師匠に会う事であった。 もしかしたら、一年近くご尊顔を拝して居なかったかも?

昼少し前に馳せ参じたので、一緒に撃てたのは1ラウンドのみであったが、気兼ねをする相手じゃないので、こちらとしてもすこぶる楽に接する事が出来るのが嬉しい。

 

ラウンドしながら、今年は射撃会である「Rケ崎スキート」を開催しないと聞いた。

準備しなければならない賞品の金額が上がってしまった事と、なによりも参加者が激減した事もその理由とか。

去年一年、一度も参加しなかった自分が言うのも口幅ったいが、一番の要因は「不景気&物価高」であろう。

皆一応に、隙間風が懐を吹き抜けているのだ。

射撃場自体、週末だというのに駐車場はガラガラだもの。

悪い政治が招いた、悪い時代に陥ったものだ・・・

 

古い写真を引っ張り出し、嘗ての師匠の射撃シーンを見返した。

撮影年は2015年。 もう既に、10年ひと昔が経過した事になる。

 

茨城県に高山は無い。
北部の福島県に接する辺りに幾ばくかの山群は在るが、その中の「八溝山」とて1000m程度。 日本百名山に選ばれた「筑波山」に至っては、877mしかない
それもまぁ、広大な関東平野の北の一角を形成するエリアだから、仕方のない事だと思う。

その代わり、山々の南端にあたる「つくば市」以北には、里山はふんだんに在る。
里山は人々の生活に密着してきた山だから、登ってもまた独特の面白味があり、日本アルプスなどとはまったく違った視点で興味が尽きないのだ。

1月25日
筑波山の東側に連なる「権現山・閑居山エリア」を歩いた。
そこもまた、雑誌や登山ガイドには載らない「無名の山」だと思う。

・里山の魅力 その1:自宅から近い
移動時間が然程掛からないので、思い立ったら直ぐに行ける。
当然、宿泊も不要で交通機関の予約も要らないから、その日の天気と体調次第でどうとでも融通が利く。
なんなら、その日の午後にはまた別のスケジュールが組める程にお手軽だ!

・里山の魅力 その2:とにかく週末と言えども空いている(筑波山を除く)
茨城県南部を訪れる登山客は、「筑波山」に一極集中している。
そのお蔭で、筑波山以外の里山はガラガラに空いて居り、休日の行程であってもストレスが無い!
反面、ルートや足場の不明瞭な箇所も多くなる傾向なので、低山と言えども地図&コンパス、またはアプリの準備は欠かせない。

・里山の魅力 その3:地元に根付いた信仰や歴史が窺える
里山を歩いていて私が一番に興味を引かれるのは、祠や石仏、碑の類だ。
地域の生活に様々係わって来た「里山」だからこその、そうした存在を目にすると、表に刻まれた文字などを読まずには居られない。
どの様な神が祀られて居たり、記念する物事が起こったのだろうか?と。

権現山・閑居山を往復する3時間程度のルートも、低山の持つ魅力に溢れていた。
山中の山城跡にて背負った荷物を降ろし、いつもの如くインスタントコーヒーを飲みながら、「はて、この石碑は何を記念しているのであろうか?」と昭和初期の頃に思いを馳せた。

昭和4年11月15日に、この場所に於いて陸軍特別大演習があり、昭和天皇が御統監(政治や軍事の全体をまとめて統轄・監督すること)されたそうな。