赤くてピリッと辛いトウガラシ。
これもハーブです。
1本いれるだけで十分辛くなりますよね!
存在感抜群のトウガラシ。
今日はトウガラシです。
トウガラシ
分類 ナス科 トウガラシ属 一年草
学名 Capsicum annuum
原産地 熱帯アメリカ
由来と特徴
トウガラシの原産地は、メキシコ中部からブラジルのアマゾン流域ではないかと言われています。
その後中南米の各地で栽培されました。
インドのコショウを目指したコロンブスは、カリブ海に浮かぶ西インド諸島をインドと思いこみました。
そして、このときに現地で見つけたトウガラシをコショウと勘違いして伝えたことから、今でも英語の
トウガラシ名”Red pepper”のように世界各地で故障と混同した名前が付いています。
その後、トウガラシは急速に世界中に広がりました。
我が国への渡来は、天正11年(1542年)ポルトガル人によってもたらされたのが最初とされています。
日本では一年草として扱われていますが、熱帯地方では低木状となり多年草です。
甘味種と辛味種とに大別され、甘味種はフランス語のピミエントが転訛してピーマンと呼ばれています。
「鷹の爪」に代表される辛味種が一般的にトウガラシと呼ばれています。
「トウガラシ」は「唐」から伝わった「辛子」の意味です。
ただし、「唐」とは漠然と「外国」を指す言葉で中国経由というわけではありません。
利用法
利用部位 葉 果実
料 理 佃煮、その他さまざまな料理の香辛料として使います。
成分と効能
成分はビタミンC、β-カロテン、ルテン、クリクトキサチンを含み、辛み成分のカプサイシなどが含まれます。
血行促進作用、胃液の分泌促進作用、食欲増進作用、脂肪の分解促進作用などがあります。
日本で「とうがらし」は古くから民間薬として利用され、風邪をひいたときなどに用いられました。
生薬名
蕃椒(バンショウ) 7~10月に熟した果実を採取して、天日干しする
鎮痛 食欲増進
食べるラー油のレシピ
ゴマ油 大さじ3
醤油 大さじ3
砂糖 大さじ4
酢 大さじ3
ニンニクのすりおろし 大1片
すりごま 60g
一味トウガラシ 30~40g
【作り方】
小鍋に調味料を入れ、熱し香りが出たらニンニク、すりごま、トウガラシを加える。
*すりごまの代わりにピーナツやアーモンド、青唐辛子の刻んだものでもおいしく出来ます。
*日本のハーブ80種 より引用
食べるラー油も手作りしたらきっと美味しいですよね。
ぜひ試してみてくださいね。


