「受難の花」という聖ジェンマの伝記に
こういう言葉が書いてありました
『日々の毎瞬間は天からの使者のように、人々にひとつの務めを告げるのである
焦ることも怠けることもなく、それらをことごとく行なえば、これこそ第一の献身であり、これに代わるものはない
霊魂が落ち着いて根気よく、天への絶えざる忠実の生活に従事すれば、人にとって、これこそ神に愛を捧げる崇高な方法である
人に知られず、自己滅却のうちに、霊魂はなんと楽しく暮らせることであろう
この確実な務め方のヴェールの裏に、その霊魂が神に対する無限の愛を秘していることを、いったい誰が考えるであろうか』(「受難の花」P140)
要するに毎日毎時間毎瞬間、
落ち着いた静かな心で
深い潜心のうちに神さまのみ旨を果たしていくことが
神さまに愛を捧げる最も崇高な方法なのですね
たとえ修道院で生活していなくても
世間の中にいても
ナザレで生きられた聖母マリアさまや聖ヨセフさまのように
ただひたすら神さまのみ旨を果たしていくなら
最高の方法で
神さまに愛を捧げ続けることができるのです
本当に素晴らしいです