すべての聖人は十字架につけられたイエスさまを熱愛しました
聖人となられた人たちは
常に十字架につけられたイエスさまを黙想し
十字架につけられたイエスさまを思い浮かべ
十字架につけられたイエスさまを見つめ
十字架につけられたイエスさまを心に感じ
十字架につけられたイエスさまに倣いたいと熱望していました
十字架につけられたイエスさまを熱烈に愛していたアシジの聖クララは
手紙の中でこう書いています
『神を、そして私たち罪人のために十字架につけられたその御子イエズスを、心を尽くして愛しなさい
決してその思いをあなたの記憶から去らせることがないように
キリストの十字架と、十字架のもとに立たれたその御母の苦しみの秘儀を、常に黙想してください
祈りなさい
そして絶えず目覚めていてください』(ブルージュのエルメントルードへの手紙)
キリストの十字架
十字架につけられたイエス・キリストは
私たちキリスト者の象徴であり、印です
最近では教会でも
イエスさまの十字架と
十字架の贖いの秘儀について語られることは
ほとんどなくなりました
しかし私たちキリスト者は
常にイエスさまの十字架に心の目を向け
絶えずイエスさまの十字架を観想し
心に刻み付け続けなければならないと思います
イエスさまの十字架の恵みを深く味わい
感謝しながら生きていきたいです
聖クララ