横浜山手西洋館〜花と器のハーモニー〜見学会報告(後編) |   ハーブで彩る衣・食・住 (NPO・ジャパンハーブソサエティー横浜支部)

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       横浜山手西洋館~花と器のハーモニー~見学会報告(後編)

=前編からの続き=

 自家製ケーキとお茶で有名な、えの木ていを横目に(そろそろお茶の恋しい時間帯です)、エリスマン邸へ。竹と スモークツリーそして竹でできたテーブルセッティングで、個性的な演出がなされていました。エリスマン邸には人気のカフェが併設されています。実は私はこのカフェで、ティータイムが持てないものかと考えていました。カフェに予約のお願いに行ったり、ダメとわかると今度はえの木ていではどうかなど、そんなこんなでエリスマン邸あまり見ることができませんでした。残念!ティータイムも持てずに、これまた残念‼︎ (そんなわけでエリスマン邸の様子をあまり紹介できずにゴメンなさい。)

エリスマン1

エリスマン2

 エリスマン邸の向かい側にある最も大きな洋館、それがベーリックホールです。ホールには竹と百合のコラボによる大きなモニュメントのような作品が飾られ、この作品を皮切りに、子供部屋、主人の書斎、夫人の部屋と、個性的な作品が次々に登場しました。

ベーリック1

ベーリック2

 スイカの浮いた水槽の横にクリームが流れ落ちてしまったような不思議な白の物体。米の入った長い白布の袋で形作られています。ガラス器の中にあって花とコラボしているのはミニトマト。ビールやワインの瓶を着色し、ボーリングのピンのように並べてかすみ草をあしらった作品。夫人の部屋のクローゼットには、ニューサイランの葉とスモークツリー、乾燥小花をあしらったお洒落なスカート(のようなもの)がハンガーに掛かり、細く裂いた皮?葉?で編んだドレスに竹の皮で作られたコサージュ。実に個性的でした。

ベーリック3

ベーリック4

ベーリック6

ベーリック7

ベーリック8


見学終了後、ベーリックホールの入り口の前で記念撮影をしました。そして本日の行程は全て終了しました。

ベーリック10

ベーリック9


 解散はしたものの・・・・・、
 シティーガイドさんから「ちょっと歩くけれど外交官の家もなかなか良いです」というお話を伺っていたので、希望者のみで(とは言っても参加者のほとんどが行きましたが)、石川町に近いイタリア山庭園にある外交官の家に足を伸ばしました。
 建物の入り口を入ると、左にカフェの看板が真っ先に目に止まりました。スタートからここまで約2時間半、さすがに疲れて喉も渇きました。まずはここで一休み。喉を潤し、美味しいケーキとしばしのおしゃべりに疲れを癒した後、館内を見学しました。



 外交官の家は、室内の調度品や食器類もとても素敵でした。その室内に飾られた色とりどりの百合の花は、見事にそれらとマッチし、時に可憐に、時に豪華に室内を演出し、上品で清楚な雰囲気をさらに醸し出しているように感じました。そして建物全体が、居心地の良いまとまりのあるものになっていました。

外交官1

外交官2

外交官3

外交官4

外交官5

 ふと窓の外を見ると、美しく整った、イタリア整形式庭園が眼下に広がっていました。表からは全く見えなかったので、びっくりし、しばし見とれてしまいました。(ゆ記)

外交官6

                                   終わり