ホラー映画大好きOLちろるです!
今日紹介するのは『リング』、『らせん』の原作者、鈴木光司の短編集を映像化作品、中田秀夫監督の『仄暗い水の底から』。
原作者、監督共にリングの人だということで当時かなり期待していた記憶があります。
水の映像が多いためか、リング以上にじめじめ感が強く、息苦しさを感じるほど!Jホラーならではの、じっとりした嫌な感じの恐怖を味わいたい人には特におすすめの作品です!
仄暗い水の底からのネタバレなしあらすじ・概要
仄暗い水の底からは『女優霊』、『リング』の中田秀夫監督による心霊系ホラー。
ネタバレにならない程度のあらすじは以下。
離婚調停中の松原淑美は、娘の郁子と共に、勤務先の出版社に近くにあるマンションへと引っ越してきた。しかし、二人が暮らす部屋は、酷い雨漏りや、上階の子供の足音が響くなど、気になる点がいくつかあり、不穏な気配も感じられる。そんな中、淑美は真夜中にマンションの屋上に上がる娘の郁子を目撃。屋上で赤い子供用バッグを見つけた淑美は、郁子と同じ幼稚園に通っていた少女、河合美津子の行方不明事件を知ることとなる。子供用バッグはマンションの管理人に届けられたのち、廃棄されるが、またも屋上で同じバッグが発見され…。
仄暗い水の底からの結末ネタバレあり感想、レビュー
ここからはネタバレが入ってくるので、苦手な人は飛ばしてくださいね☆
仄暗い水の底からの結末は、切ないと言うか、物悲しい終わり方をしています。
出てくる幽霊が子供で、かつ、主人公が子連れの母親なのためか、定番の髪が長い女の霊よりも怖さが増す気がしますよね。実際、子供が幽霊見えてて一緒に遊び出したり、自分の子供と思ったら幽霊の方だったりと、母親という立場を利用した恐怖が描かれていますし。子供の幽霊のときに起きそうな怖いことを全部やってくれてる感じが楽しいです。リングの貞子や、呪怨の伽椰子のような強烈なキャラクターがいないですし、着信アリのようにアイテムがあるわけでもないため地味な感じもしますが、その地味さがいい味を出している映画だと思います。
キャラクターがいたりするとつい笑ってしまうような人は、こういうしっとりしたホラーの方が楽しめるかもしれませんね!
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