ゴミ出しルール | 城北マンション管理士事務所

城北マンション管理士事務所

当事務所は、首都圏の分譲マンションにおいて、皆様の大切な住居・資産であるマンションの維持保全計画をご提案し、快適な住環境を維持できるよう、管理組合様と一緒に取り組んで参ります。

マンションという共同空間で、守られないルールの代表的な事例が、

「ゴミだし」です。


「分別」のルールを細かく定めている自治体もあれば、結構、「おおらか」な対応をしている自治体もあるので一概にマンションの住民の意識の高低を論ずることはできませんが、


ゴミ出し業務を担っている管理員や清掃員さんが、就労時間の大半を「ゴミの分別に費やしている」ため、肝心の「日常清掃が時間的な余裕がなくてできない」といった相談を受けることもまれではありません。


特に、ワンルーム(賃貸)マンションでは、居住されている方の国籍が多彩になり、「そもそも、ゴミの分別ルールという概念を持っていない」方々もいらっしゃいます。


管理組合や管理会社にとっては、その対策として、3~4ヶ国語で注意喚起の掲示や案内を配布するとかの粘り強い工夫が必要ですが、賃貸業者の方が、契約時に「パブリック」「共同生活のルールを守る」ことを徹底してもらうことも必要です。


そして、注意を繰り返しても共同生活を守らない賃借人が負うべき責任は、その部屋の区分所有者も共同して負うべきことも、仲介業者は区分所有者さんにきちんと伝えるべきです。