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脳を知る 歯は何本残っていますか? 歯と認知機能との関連




皆さんは現在歯は何本残っていますか? しっかり食事ができるような歯を維持できていますか? しっかり歯が残っている高齢者の方が認知症になりにくいという報告は多くあります。入れ歯やインプラントの効果はいかほどかわかりませんが、しっかり食事を取れている方は元気で長寿な方が多いように感じます。お年を召すと肉を食べる量が減ってくるというお話を外来でもよくお聞きしますが、筋肉や骨を維持するためにも肉や魚をしっかり摂取することは大切です。




前述したように歯の状態と認知機能との関連はありそうだといわれていますが、実際に寿命にどのくらい影響を及ぼすのか、認知症になりにくいのかなど、残っている歯の本数との関連を詳しく論じた文献は今までほとんどありませんでしたが、令和6年11月に面白い論文が発表されており今回ご紹介します。


日本の9つの地域で65歳以上を対象にした研究で、残っている歯の本数が20本以上、10~19本、10本未満の3つのグループにわけての10年間の調査結果です。その結果全体の17%で認知症を発症、21%が死亡していましたが、残っている歯が10本未満の方が明らかに多いとの結果が出たようです。さらに計算すると認知症になるまでの期間(認知症なく生活できる期間)も歯が多く残っている方が長いことも示されています。



歯が残っていることでしっかり食事ができることはもちろんですが、歯の健康に気を使っている方は他の体調にも気を配っているのではないかと私は個人的に感じています。これも私の個人的な印象ですが歯の悪い方は姿勢も悪くて腰や首のゆがみが強い印象があります。背骨がゆがむのが先なのか歯が悪くなるのが先なのかは分かりませんが、歯を食いしばれないと力が入りにくいのは間違いないですし、運動能力低下にも関連あるのではないかと思います。



科学的に説明しきれない部分も多くありますが、歯を大切することは健やかな体・脳を維持するのに重要なことに間違いはないと思われます。基本的な歯磨きを継続し、虫歯があれば早めに治療を受けるようにしてください。






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