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「歯周病」って何か説明できますか? 原因・症状・リスクを歯科医が徹底解説!


「歯周病なんて、自分には関係ない」そう思ってはいませんか? 実は、歯周病は日本人の成人の約半数、2人に1人がかかるとも言われる身近な病気です。

放置すると自身の歯を失うだけでなく、心臓病や脳卒中、認知症などのリスクが高まることが近年報告されています。





☆ 歯周病(ししゅうびょう)とは、歯肉、セメント質、歯根膜および歯槽骨より構成される歯周組織に発生する慢性疾患の総称である。歯周疾患(ししゅうしっかん)、ペリオ(perio)ともいい、ペリオは治療のことを指すこともある。ただし、歯髄疾患に起因する根尖性歯周炎、口内炎などの粘膜疾患、歯周組織に波及する悪性腫瘍は含まない。歯を失う原因となる最も多い病気であり、歯周病菌が原因の歯周病は「世界で最も蔓延している感染症」とも言われる。日本でも日本人が歯を失う原因の第一位は虫歯ではなく歯周病である。




編集部

歯周病とはどのような病気なのでしょうか? 原因や特徴などを教えてください。

三瀬先生

歯周病は、わかりやすく一言でいうと「骨が溶ける病気」です。直接的な原因は口内に住み着いた細菌(歯周病原性菌)で、これらの細菌が作る毒素によって歯ぐきに炎症が起き(歯肉炎)、進行すると歯を支える骨が溶けていきます(歯周炎)。初期の歯肉炎の段階では症状がほとんどないため、気づいた時にはかなり進行していることも少なくありません。一方で、進行して骨が溶けてしまうと治療をしても完治が難しく、長期的な管理が必要になります。

編集部

歯周病になると、どのような症状が表れますか?

三瀬先生

歯周病の初期はあまり目立った症状はありませんが、徐々に変化が表れます。「歯ぐきが赤く腫れぼったい」「歯を磨くと歯ぐきから出血する」などが初期に起こる代表的な症状です。その後、病状が進行すると赤みや腫れが増していき、やがて「歯がグラグラする」「食べ物が噛みにくい」「口臭が強い」などの症状が表れます。そのほかに、歯ぐきが痩せて歯が長くみえたり、歯と歯の間のすき間が大きくなったりします。

編集部

歯周病が進行すると、具体的にどのような影響・リスクがあるのでしょうか?

三瀬先生

歯周病が進行すると歯を失うリスクが高まります。これは歯周病によって歯を支える骨が溶けてしまうためです。実際に歯周病は歯を失う原因の第一位となっています。また、歯周病はお口の問題だけにとどまらず、心臓病や糖尿病、脳卒中、誤嚥性肺炎など、全身の病気のリスクを高めることも指摘されています。さらに、歯周病によって歯がぐらぐらしたり抜けたりすると、咀嚼機能(食べ物を噛む力)が低下します。これによって、「食事が楽しめない」「見た目が悪い」といった生活の質の低下や、全身の栄養状態の悪化などのリスクも生じかねません。

編集部

普段の生活習慣のなかで、歯周病のリスクを高めるものはありますか?

三瀬先生

喫煙は大きなリスク要因の一つです。タバコに含まれる有害物質は歯ぐきの血行を悪くし、免疫力を低下させます。また、ストレスや偏った食生活なども間接的に影響します。とくに、糖分の多い食事や間食が多いと、口内で細菌が繁殖しやすくなるため注意が必要です。そのほかに、糖尿病も歯周病の進行や悪化につながるリスク要因の1つです。






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