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口のトラブルは全身に影響する!? 口の病気がもたらす、恐ろしい全身の病気




口のトラブルは全身にも影響する

口は食べものや空気の入り口となるところ。37度前後と暖かく湿っていて栄養分も豊富なため、微生物には居心地のいい場所です。

たとえば歯垢1mg中には、1億個以上もの微生物がひそんでいるといわれています。それだけに、口の中のケアを怠ると爆発的に数が増え、むし歯や歯周病など口の病気だけでなく、誤嚥したり血流に乗ってからだの奥に入りこみ、肺炎や心臓病などさまざまな病気を引き起こすことがあります。



口の病気を紹介します。

■むし歯(う蝕)

ストレプトコッカス・ミュータンスなどのむし歯菌が食べものに含まれる糖分を材料に酸を出し、歯の表面を溶かしていく病気

■口腔カンジダ症

真菌(カビ)の一種であるカンジダ・アルビカンスによって、口の中の粘膜に炎症が起こる病気。カンジダ性口内炎ともいう

■口腔乾燥症

唾液が減り口の中が乾燥すること。原因は老化、病気(シェーグレン症候群など)、薬の副作用など。唾液分泌減少症ともいう

■歯周病

歯周病菌によって歯肉(歯ぐき)や歯槽骨(歯を支えているあごの骨)などの歯周組織に炎症(歯肉炎、歯周炎)が起こる病気

■味覚障害

味がしない、味がおかしい(口の中が苦いなど)など、味覚に異常が生じること。亜鉛不足や薬の副作用など原因はさまざま

■その他の病気

舌痛症(とくに原因がなく慢性的に舌が痛む)、口腔ガン(歯肉や舌など口の中に腫瘍ができる)、顎関節症など

口の病気がもたらす全身の病気

■肺炎(誤嚥性肺炎)

肺炎は日本人の死因の第5位を占め、その9割以上が高齢者。とくに問題なのが誤嚥性肺炎で、細菌に汚染された唾液などを誤嚥(誤って気管や肺に入ること)することで起こります。高齢者ではゴックンと飲みこむ嚥下げ反射や、むせによって気管に入りかけた異物を追い出そうとするセキ反射が起こりにくいため、誤嚥しやすく、これをくり返すうちに肺炎に至ります。

■糖尿病

昔から、糖尿病があると歯周病になりやすいといわれています。高血糖が続くと免疫力が低下し、歯肉が歯周病菌に感染しやすくなるためです。さらに最近は、歯周病があると糖尿病が悪化しやすいこともわかってきました。歯周病菌によって歯肉に炎症が起こると、サイトカインという生理活性物質が作られます。これが血液中に入りこんで全身に広がると、各組織におけるインスリンの働きが悪くなるため、高血糖をまねくのです。

■インフルエンザ

口の中に棲みついているさまざまな細菌は、唾液中に酵素を出しています。これらの酵素は口やのどの粘膜を保護しているタンパク質を破壊する作用があるため、口の中が汚れていて雑菌が多いと、酵素によってのどの粘膜が荒れてきます。その結果、カゼやインフルエンザのウイルスが粘膜にくっつきやすくなり、そこから体内に入りこんでインフルエンザを発症してしまうのです。



■転倒・寝たきり

転倒がきっかけで寝たきりになるケースは少なくありません。ころぶ原因はさまざまですが、歯(とくに奥歯)の咬み合わせもその一つ。全身のバランスをとりながら姿勢を保つためには、上下の歯がしっかりと咬み合っている必要があります。歯がない、入れ歯が合っていないなど咬み合わせが悪い人は、重心が定まらないためころびやすく、ころびそうになったときに奥歯を咬みしめることができないので、ふんばりがききません。

■認知症

食べものを口から食べることは五感を刺激し、脳全体を活性化させる効果があります。また、介護施設の高齢者を対象とした調査によれば、日常生活における楽しみの第1位は、要介護の程度にかかわらず「食事」でした。食べる行為は肉体的・精神的に大きな意味があり、口から食べられなくなれば脳への刺激や生きる楽しみも失われ、認知機能にも影響すると考えられます。

■心臓病

歯周病の人は心臓病にかかるリスクが健康な人の2倍高いといわれます。歯周病菌は抜歯や歯磨き時の出血、粘膜の損傷などで血液中に入りこみ、これが冠状動脈にとりつくと、白血球などが集まって血栓(血の塊)ができ、血管が硬く狭くなっていきます(動脈硬化)。血栓がはがれるなどして血管が詰まると、心筋梗塞や狭心症などを発症します。最近では歯周病菌の真の標的は歯周組織ではなく、血管や心臓ではないかという説も出ています。

■低栄養

施設や在宅で介護を受けている高齢者の3〜4割が、低栄養の状態にあるといわれています。その原因はさまざまですが、嚙む・飲みこむ機能が落ちていることも一因と考えられます。低栄養になると体重が減るだけでなく、筋力や免疫力も低下します。その結果、持病が悪化する、肺炎などの感染症や褥瘡(床ずれ)を起こしやすくなるといった問題をまねくことになりかねません。







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