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みなさん、政治家になりたいと思ったことありますか?または、ご自分の子供さんに政治家になって欲しいですか⁉️
"不況"、"物価高"、"円安"、最近政治家に対して今まで以上に不満を持っておられる方が多いような気がします。
デフレを脱却してインフレになる狭間で、色々な問題が日本には山積しています。
コレからの日本🇯🇵はどうなっていくのか⁉️
自民党政治に失望して、じゃあ政権交代すれば日本は良くなるのか?
多分、そんな簡単な問題ではない事ぐらいは知識人であるならわかると思います。
政治家って憧れの職業ですか⁉️
政治家にしかできない仕事は、大きく分けて以下の2つです。
⚫︎私たちが納めている税金の使い道や優先順位を決める
⚫︎社会のルール(憲法・法律・条例)を決める
住民から集めた税金を何に、どのように使うのか、そしてその地域独自のルールを作ることも変更することもできる。
これらが、政治家にしかできない仕事だといわれています。
そして一口に政治家といっても、
- 国会議員
- 地方議員
- 自治体の長(首長)
とで、それぞれに求められる能力も、権限の範囲も、役割も異なります。
単純なヒエラルキーがあって、国会議員の方が地方議員よりもランクが上、というものではありません。以下の表に、「国会議員」「地方自治体の首長や議員」が担う主な仕事の例や役割をまとめましたので、参考にしてみてください。
国会議員 | 国家の外交、安全保障、教育、経済、国家財政、年金などをはじめとする社会保障といった分野を担う |
地方自治体の首長や議員 | 自治体の条例の制定、道路整備や信号機の設置など、その地域独自の課題の解決や発展に関する政策を決めて実行する |
上表のように各選挙に応じて条件が異なるのも、それぞれの政治家に求められる能力や職責が異なるからです。
例えば、18歳選挙権の解禁にともない、
- 18歳成人
- 被選挙権年齢の引き下げ
なども議論されていますが、現状では都道府県知事や参議院議員は30歳にならないと立候補できません。
また地方議会議員選挙では、立候補要件として3ヵ月以上の「居住実態」が求められます。
この「居住実態」は、単に家を借りて住民票を移していただけでは認められません。実際に生活の拠点として、その家で生活をしていたのかが問われます。
なぜこのような規定があるのかというと、地方議会が住民を代表する機関であり、議員は住民の代表として選ばれているからです。
選挙への立候補にはリスクがともなう
もし、あなたがその地域の課題を解決したいと考えたときに、本当に政治家にならなければ、市議会議員にならなければ、市長にならなければ解決できないことなのか、よく考えてみてください。
政治家という仕事は、決して楽にお金が稼げる仕事ではありません。
立候補にリスクがあり、政治活動と選挙運動にはお金も労力もかかり、当選後は公人としてプライバシーもなくなります。
それでも本当に政治家を目指すのかどうか、今回解説した「政治家の仕事や職責の範囲」についても理解したうえで、今一度自問自答してほしいと思います。
上記に書いた以上に大変な職業です。子供の憧れの職業では決してないですよね。
それも踏まえた上で、コレから"政治"というものにもっと関心を持って頂きたい。