京都駅伝(レース展開) | プロ車いす陸上選手 廣道純オフィシャルブログ「これがヒロミチジュン」Powered by Ameba

京都駅伝(レース展開)

まず1区は福岡の副ちゃんがガンガン攻めの走りで後続を引き離しにかかった感じかな?

弧線橋では東京のチョークも仕掛けたりしたみたいやけど、すぐには集団はバラけず、

2kmあたりのだらだら続く上りで、岡山の松永秘~さんから遅れ出し、先頭は福岡、長野(樋口)、東京の3チームに。

第2集団は岡山、茨城(島田さん)、兵庫A(上田隆司)が15秒遅れで追走。

大分はさらに15秒遅れて7位で2区へ。

結局1区区間賞を取ったのは最後の直線で仕掛けた長野の樋口。続いて東京、福岡の3チームが同タイムの接戦でした。



続く2区で東京の西くんが17歳ながら区間賞で後続を少し引き離し、福岡、長野が追走。

大分の坂元は1区の32秒差からさらに34秒ほど離されるも一人を抜いて6位へ。


3区は1区、2区で出遅れた3連覇を狙う京都Aの用田が区間賞の走りで少し詰めるも大分の藤原さんの次で7位。区間2位に大阪のベテラン山口さんが入り、1区で出遅れた分を取り戻し5位で繋ぐ。兵庫Aの村田も良い走りで順位を上げ4位で4区へ。


4区は長野の青木が後続に約1分差の差をつけてのスタート。しかし、3位で受けた福岡の洞ノ上が得意の上りで一気に先頭に出て、独走状態に。大阪の花岡も区間2位の走りで一気に2位まで上がり繋ぐ。

大分の佐矢野も1人を抜いて4位の長野に迫る走りで5位で最終5区へ。



最終5区は洞ノ上からのタッチを受けた福岡の松本がまず、スタート。55秒遅れで大阪の西田が、少し遅れて兵庫Aの萩原ガンジーが3位でスタート。先頭から2分遅れの5位で大分の廣道がスタートし、1.5km地点くらいで前を行く長野の平沢さんを捕らえ4位に。このころ大阪が福岡を抜いて先頭になり独走態勢。

大分も猛烈に追い上げ3km地点で福岡を抜き、ラスト600m競技場の入り口で兵庫Aを抜いて2位で競技場へ。

そのころ大阪はラスト100m。追い上げむなしく大阪に47秒差で負けてしまいました。

後続も17秒遅れで兵庫A、その25秒遅れで東京、1秒差の京都A、京都Aから13秒差で福岡が入るという

まれに見る混戦模様でした。



ラジオ聞いてた人は面白かったんやないですか?

やっぱり駅伝は面白いねぇ。今回、優勝の大阪から区間賞はいてなかったのに、総合力で勝つとは!

1区の長野の樋口は長野県初の区間賞獲得やし、東京は17歳の西が初の区間賞でチームも過去最高の4位。京都Aは今回、直前のインフルエンザにかかった寒川さんや、3区→4区で競技役員と接触した用田くんなど、不運のせいで連覇を逃すなど、たくさんのドラマがありました。

来年は福岡も復活しそうな勢いを感じたし、もちろん大分もそろそろ復活優勝したいなぁと思ってるし、

やっぱり駅伝は楽しいです。



さぁ、気持ちを入れ替え、ゆっくり休んで、今週末の東京マラソンしっかり完走出来るように頑張ります。


明日は母校の堺市立旭中学校で講演です。3年毎に全学年対象の講演会に呼んでもらってます。今回で3回目。楽しみやなぁ~


後輩たち、よろしくなぁ~