今日から上映開始ということで,

久しぶりに映画を観に行ってきました。

 

「原爆の図」で有名な,

丸木 位里(まるき いり)さんと丸木 俊(まるき とし)さんの

最後の大作「沖縄戦の図」全14部の

作品と製作過程を紹介するドキュメンタリー映画です。

 

上映初日の朝一番ということもあったのですが,

20名弱しか入場していませんでした。

ちょっと残念です。

 

 ドキュメンタリー映画「丸木位里・丸木俊「沖縄戦の図」全14部」。

 

位里さんは水墨画家,俊さんは洋画家ですが,

広島・長崎に投下された原爆による惨状を

共同制作《原爆の図》15部に結実させました。

 

その後,《南京大虐殺の図》,《アウシュビッツの図》,

《水俣の図》など手掛け,

晩年の集大成として,《沖縄戦の図》全14部を製作しました。

 

この全作品は,現在沖縄県宜野湾市の「佐喜眞美術館」に

展示されているそうです。

 

 「丸木位里・丸木俊「沖縄戦の図」全14部」パンフレット。

 パンフレットにあった位里さんと俊さんのサイン。

 

 

この映画にも登場する彫刻家金城 実(きんじょう みのる)さんの

読谷村で製作された巨大彫刻とともに,

一度現物を見たいと改めて思いました。

 

 

今日も「猛暑日」で動きたくなかったけど,

JR奈良線と地下鉄を使ったので,

暑い陽射しの場所を歩かなくてすむのがよかったです。