今月の「街角かがく倶楽部・宇治」は,
授業書《生物とその集団》をやることになりました。
 
先月は,〈生物とニッチ〉というミニ授業プランを取り上げ,
私が授業したのですが,

生態学入門の授業プランとしては

ちょっとモヤモヤした感じが残ることになったので,

本格的な「生態学入門」の授業をやることになったのです。

 

今月と来月の2回で,

山本海行さんと宮地祐司さんが作成した

《生物とその集団》をやろうという計画です。

 

 

昨日(2/11)は,第1部 有袋類とその歴史 と

第2部 生物と生存競争 をやりました(第2部は途中まで)。

 

講師は村西さん。

前回の授業を受けてちょうど興味が深まっているところなので,

とても楽しみに授業を受けました。

 

 授業書《生物とその集団》第1部と第2部。

 

この授業書は,以前に受けたことがあるはずなのに,

ずいぶん前のことなのですっかり忘れています。

 

第1部は,中学生や高校生を対象に授業をしたことのある

《哺乳類と生存競争》と重なるところがたくさんあるので,

知っていることもたくさんあります。

 

授業が進むにつれて,

「やっぱりこの授業書は受けたことがないなあ」と思いました。

問題の配列や話の展開が,

知っている内容とは微妙に違う気がします。

 

   講師は村西さん。有袋類の写真もたくさん用意してくれました。

 有袋類がオーストラリアにしか残っていない理由と大陸移動のこと。

 

今回の授業した範囲は,

すでに知っている内容も多かったのですが,

丁寧に議論が進められている感じがします。

 

前回の〈生物とニッチ〉は短時間で入門しようとするので,
やはりちょっと無理があるのでしょうか?
 
これから先の展開がたのしみです。

 

 

 

街角かがく倶楽部の授業が終わって,

近くの黄檗山萬福寺に寄ってきました。

 

先月まで「ランタンフェスタ」が開催されていて,

行きたいと思っていたのに寒さに負けて行けませんでしたが,

今はどうなっているんでしょう?

 

 黄檗山萬福寺総門。まだランタンフェスティバルの名残が残っていました。

 宝蔵院。鉄眼禅師の「一切経版木」が保存されています。

 宝蔵院では,寺そば(ヴィーガンラーメン)を始めたそうです。