昨日(6/14)は,お昼前から上野の国立科学博物館へ。

 

特別展「宝石 ー地球が生み出すキセキー」が

開催されています。

 

「元素のふしぎ」展以来の国立科学博物館。

広いのでなかなかゆっくり見て回ることができません。

(近くなら何度も足を運べるのになぁ!)

 

 国立科学博物館の正面全景

 

指定の時刻に入場すると,まず「宝石展」の会場へ。

 

平日だというのに,たくさんの人が見学中です。

入場してすぐに目につくのは巨大アメシストドーム。

こんなものが地中で形成されるってほんとにすごいですね。

 入ってすぐのところにある巨大「アメシストドーム」。

 人の背丈ほどの高さがあります。

 

この展覧会では,多くの宝石がどのようにしてできるか,

産地による違いや宝石の特性や多様性は?

ジュエリー(宝飾品)としての技巧などが

話題として取り上げられていました。


 

見学者は圧倒的に女性が多く,

やはり「装飾品としての宝石」に興味があるようですね。

ほとんどの展示物が撮影可だったので,

多くの人が写真に収めるために混雑していました。

 

ボクなんかは,どうやってできるのかの方に

興味が行ってしまうのですが,やっぱり違うんですね(笑)。

 

 「アンモライト」=アンモナイトが化石化する過程で,その殻の表面の真珠層が地中の鉱物や圧力などにより輝きを持つようになったもの。

 化石でもあり宝石でもある貴重なものだそうです。

(ショップに売られていたものは数千万円の値段が付いていました。)

 

 

「宝石展」を見終えてから「常設展」会場へ。

 

ずいぶん歩いていて疲れたので,

「地球館」1階の「地球史ナビゲーター」のフロアと

地下3階「自然のしくみを探る」のフロアだけで

見るのはあきらめて,リタイアしました。

 

「地球館」1階の「地球史ナビゲーター」のフロアでは,

宇宙史・生命史・人間史の流れを標本と映像でたどります。

 地球館1階の入り口にある「すべては原子でできている」はいいですね。

 思わずシャッターを押しました。

 地球館のシンボル「ティラノザウルスの骨格模型」

 

「地球館」地下3階の「自然のしくみを探る」フロアには,

実物の単体標本付き「元素周期表」があります。

 単体標本付きの「元素周期表」。なかなか見ることのできない珍しい単体もそろっているのがうれしいですね。

 

「地球館」の他のフロアも,「日本館」の常設展示も,

残念ながら疲れてしまって見る元気がありませんでした。

 

他のテーマにも興味があるので,次に訪ねるときには

しっかり事前に計画を立てて回らないといけませんね。

 

修学旅行と思われる学生さんもたくさんいました。

歳を取ってから見に来ると,また違った視点で学べそうです。