今月の街角かがく倶楽部・宇治は,
西村寿雄さんの〈石ころ学入門〉でした。
定年退職してからは「化学」しかやっていませんが,
以前は中学校理科も担当したことがあるので,
物理,化学,生物,地学の各分野の内容にも
それなりに興味があります。
でも,これまでずっと理科を教えてきたけど,
地学分野の中でも特に石の分野だけは,
これまで何度勉強しても定着せず,
自分の中でも苦手意識が消えませんでした。
さまざまな石を見てもどれがどれなのか…
さっぱり分かりません。
分かるのは「花こう岩」くらいでしょうか。
(あっ,黒曜石は知ってる!)
今日の授業を通じて,
「分類」することを通じて
石を見る視点がはっきりしてきたように思います。
最初は分からなかった石の個性が
少しずつ見えてきたのはうれしいです。
(やっぱり,「分類」というのは大切ですね。)
石のでき方や地球の歴史から,宇宙の歴史にまで
想像を広げることができたような気がする
とっても楽しい授業体験でした。
石に対するアレルギー(?)も少しは克服できたかな?