先日から左の股関節と膝に少し痛みが出るので,
ときどき岸和田の整骨院に通っています。

今日は高校の授業がお休みなので,
予約して朝から行ってきました。


今日もいつものように治療してもらって,
特に全身のバランスを診てもらって,
痛みは軽くなったけど,腰回りが重くなったような感じがします。

このまま少しずつ改善してくれるといいのですが…。


片道2時間弱のドライブも大変ですが,
帰りにトイレに行きたくなったので,
高速に乗る前に行っておこうと思って,
和泉市の大阪府立弥生文化博物館に寄りました。


以前にも気になっていて,
近くの池上曽根遺跡とともに,
2,3回ほど寄ったことがあります。
(そのとき,「金印」のレプリカを買いました。)

ここは「身体障害者手帳」を持っていると入場料が無料になるし,
小学生の遠足でも重なっていないかぎりとっても空いているので,
トイレを使わせてもらおうと思ったのです。
(ごめんなさい)


ちょうど「河内の美・技・心」という企画展が行われていたのですが,
常設の展示室がリニューアル工事のため
入館無料ということでした。

なお,この企画展は1/24~4/19まで。
大阪府立弥生文化博物館は月曜休館,
入館料は一般400円,65歳以上と高大生は300円
1/31~3/1は,常設展示室工事中のため入館無料です。


せっかくなので,この企画展を観てきました。
この企画展は,江戸時代に付け替えられた
大和川の河床から発掘された「船橋遺跡」の土器などが
展示されていました。

企画展の会場。
今だけ「写真撮影OK」だそうです。

「畿内」最初の弥生土器。


こう書くと,考古学や歴史資料が大好きなのかと思われそうですが,
そんなに熱中することもないし,
これまでもそれほど見に行ったことはありません。
(今日は正直トイレに寄っただけ…笑)



ところが,狭い館内で,「皇朝十二銭」を見つけて感激しました。

仮説実験授業に,《おかねと社会》という授業書があります。
そのなかに「皇朝十二銭」が出てくるのですが,
もちろん「和同開珎」をはじめとして,写真でしか見たことがありません。

発見された数も少なく,とても稀少で値段も高いと聞いています。
そんなコインが,間近に見られるのですから,
とってもうれしかったです。
(このとき,企画展に入っていたのはボク以外にもう1人だけ)

すべて,この「弥生文化博物館」が所蔵しているものだそうです。

和同開珎は,銀銭1個,銅銭6個が展示されていました。

和同開珎(銀銭)も,文字がきれいに見えます。

それ以外にも,皇朝十二銭のうち,8種類が展示されていました。
とってもワクワク!




この博物館は,ほんとに人が少なくて,
やっていけるのかと心配です。
でも,「さわれるコーナー」などもあって,いろいろ工夫しているんだなあと思います。

「さわれるコーナー」。

矢じりや,くわなどもさわれるように置いてありました。
このすぐ横には,
「貫頭衣」を着ることができるようになっているコーナーもありました。


自分としては,今回はトイレを借りただけだったけど,
偶然にもいいものを観ることができてよかったです。


火曜日はジムがお休みなので,
今日のトレーニングもお休みです。