今日は街角かがく倶楽部・宇治で《熱はどこにたくわえられるか》の授業をしました。
前回の《塩の化学》に続いて,かなりマイナーな授業書なので,ボク自身も長いことやっていないので,かなり緊張しました。それでも参加者のみなさんが積極的に発言してくださって,楽しく進めることができました。

この授業書は,10円玉や1円玉を沸騰するお湯の中に入れて100℃に熱し,それを100gの水に入れるとどれだけ温度が上がるかを測定することで,熱の本体は何かについて考えるものです。なかなか予想の根拠が考えにくい問題が多いと思っていたのですが,いろいろな考えを述べてくださってありがたかったです。早く,みなさんの感想を読みたいと思います。

前回の《塩の化学》と《熱はどこにたくわえられるか》は,授業書としてはまったく独立しているので,つながりや時間配分に苦労しました。全体としてうまくいったかどうか,若干疑問も残ります。それも,みなさんの評価待ちです。
それにしても,講師をさせてもらうと勉強になりますね。