今日の街角かがく倶楽部(宇治)で,《塩の化学》をしました。
参加者は13名。大阪から西村さんも来られてますます緊張しました。

授業書は,前半で岩波科学映画「ナトリウムと塩素のふしぎ」を使って,塩素やナトリウムの化学的性質と「塩」の関係を考えます。後半は,「塩」がどのように使われているかを予想しながら,化学工業についての知識を広げるものになっています。「ナトリウムと塩素のふしぎ」は,ちょっと古い映画だけどとてもよくできています。DVDを作ってくれてほんとにありがたいです。

今日は「化学の先生」らしく,はじめに「塩素」を作って(「まぜるな危険」の漂白剤と酸性洗剤を混ぜる),その性質(漂白作用など)を実際に確かめました。続いて,科学映画(DVD)を見て,その後「ナトリウム」についても映画に出てくる実験の一部を見てもらいました。十分に気をつけたつもりだったけど,事故を起こしてしまって迷惑をかけました。いくら注意してもしすぎることはありませんね。(防護めがねも必要なのかなあ…)

後半はお話が多いのですが,いろいろな知識を交流しあってたのしい時間でした。

2週間後は第2回。分子模型を作ってイメージを広げる作業と,授業書案《熱はどこにたくわえられるか》をやる予定です。どんな組み立てになるのか…もっともっと研究しなくっちゃ。