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ドイツ,ピアノ日和

メルヘンと芸術の国ドイツから発信中、ミュウのブログにようこそ!

ピアノレッスンで、子供はしつけるべきか?


今までは、

仕事を持って忙しいお母様の立場も考えて、

できるだけ、しつけが未熟な子供でもレッスンはしていこうと

思っていました。

が、やはりレッスン以外のしつけは、

「なし」で最近答えを出しました。


例えば、

以前体験レッスンに来た9歳の男の子で、

靴を玄関先、扉の前に脱ぎ散らかす子がいました。

「次の生徒が来た時に困るからやめて!」

と言ったところ、脱ぎ散らかしのレベルは

ましになりましたが、

それでも、靴はぽいぽいと放りっぱなし。

「家でお母さんに言われるでしょ?靴はちゃんと揃えなさいって!?」


と聞いたら、

「言われな~い!(`ε´)」

との返事でした。

家でもしそうだとしても、人の家の玄関先に

ぽいぽい靴を脱ぎ散らかすか?


一度、この生徒がレッスンに来れない時に電話があったのですが、

彼の叔母様と言われている方でした。


でも、口調からして、態度が不遜。

「あの子、レッスン続けるかどうかは分からないわ~、OK?」

・・・・・・・(@_@)誰も来てくれと、頼んでないよ~。(´д`lll)


この男の子は、結局体験レッスン一か月で、

教材から何曲かと、

パイレーツ オブ カリビアン のメロディーを少し覚えてやめてくれました。


やれやれほっ。(*´Д`)=з


また、

連絡なしにレッスンをすっぽかす、

宿題や楽譜をしょっちゅう忘れる、


などの態度が目立つ男の子の生徒も、二年ほど我慢していたのですが、

他の先生に変わっていただくよう頼みました。


音符を覚える、という勉強的宿題が

出来ない生徒で、レッスン準備時間が、とてもかかります。


「音符を覚える宿題を

きちんとやってくれないと、本当に困る!態度を

改めない限り、このまま何年かやってると無茶苦茶な方向に進んでいくよ!?

直せないなら辞めた方がまし、それか、宿題ができるよう、レッスン時間を減らす方がいい。」


と生徒に言って、お母様にも電話してその内容を

お伝えしたのですが、電話では話を最後まで聞いていただけず、

その二週間後に、

お母様が怒鳴り込んできました。

「どうしてそこまでしなきゃだめなんですか!

息子は他にも〇〇、○○、の趣味もあるし、

学校で楽典だって習ってます!この子、ピアニストになる必要ないんですから!

さ、帰りましょ!」


とこっちの言っていることを聞かずに

言いたい放題で帰っていく始末。


レッスン準備に時間がかかり、苦労する生徒ほどこんな感じ・。ガーン

家でホームオフィスしていた主人は

他の部屋にいましたが、私も主人も一緒に

多大なストレスをこうむることに。


この怒鳴り込みの後、4日ものすごく悩みましたが、

レッスン解約のメールをさせていただきました。


お父様は海外出張でほとんど家にいない、

お母様もフルタイムで働いている、


ということで、あまりうるさく言わないようにしていたのですが、


レッスンに無断欠席、しかも年間、1度や2度でもない、

はさすがに、他の先生に変わった方が本当にいいです。


私のクラスには、一日1時間~2時間練習、


コンクール受賞歴のある生徒もいるし、

他にも、熱心な生徒、親御さんからの


申し込みもあり、私の席が空くのを、今でも待っている人もいます。

ありがたいことです。(/_;)/~~


ですが、席が一杯なので、断った方もたくさん。

どうして基本的しつけのできていない生徒、適当でいいや~

と対応してくる生徒達の為に、熱心な人からの申し込みを

断らなければいけなかったのか?(TДT)


これも経験と思い、諦めましたが。(/_;)/~~ さようなら熱心な生徒さん。


ピアノに興味を持ってくれるだけでも嬉しい、

今は細かいことは言わず、楽しませてあげたい!


というご両親の気持ちは分かりますが・・・。

やはり私にできることにも限界がある、


ということで、

「ご両親がしつけをできない生徒は

最初から取らない」


という方針にすることにしました。


こういう生徒は、特に音楽教室からしか来ませんが、

ベビーシッター代わりのように子供をレッスンに送り込んでくる

方もたくさんいました。(>_<)


基本的なレッスンに対する考え方が

違いすぎるので仕方ありませんが、こういう方は

最初から見抜いて、レッスンを始めないほうがお互いの為によいのです。



他人の家にお邪魔する時には、靴を脱ぎ散らかさない。

レッスンは無断欠席してはいけない。

楽譜はきちんと揃えて持って行く。

宿題はきちんとする。


デュッセルドルフで日本人の生徒を見ていた時には、

これらができない生徒は、まず本当にいませんでした。

立派にしつけをしてらっしゃる

ご家族に恵まれていたのだなと今さらながら感謝。


この州に来て、初めてドイツ人の家族とどっぷり

向き合うことになりましたが・・。



ドイツ社会では、女性にとって、専業主婦という職業はないに等しいのと、

ほとんどのお母様が子供もありながら、

ほぼフルタイムで働いているという事情。



「ティーンエイジャーの息子に、しつけしたり、練習させるのが

どれほど大変か、仕事もあるのに、あなた子供いないから

分からないじゃないですか!?」

と言われるお母様もいました。


まあ、それを言われると本当にそうなんですが。(´□`。)


だからといって、しつけをピアノ教師に押しつけられても。


適当に楽しみたい、宿題は無視、

という子供が来ても、ストレスになるだけと

心底悟り、これからのレッスン方針の参考にさせていただくことにしました。


愚痴を読んでいただき、ありがとうございました。