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ドイツ,ピアノ日和

メルヘンと芸術の国ドイツから発信中、ミュウのブログにようこそ!

主人から一年ほど前に聞いて、

とても素敵だなと思った、ドイツ紙幣の扱い方を、

紹介してみます。


まず、ドイツ紙幣の表側は、こんな模様が描かれています。




主人から教えられたのですが、

表側には、20ユーロ紙幣は窓ですが、それ以外は、門が描かれています。


そして、裏側は、全て橋の絵が描かれています。




主人曰く、

お金、紙幣というのは、人と人とのコミュニケーションのツール。

人と人をつなぐ橋、のような役割をしている、

とのこと。

「なので、人に紙幣を渡す時は、橋の絵が描かれている

裏側を表にして渡すといいよ♪」


と言われました。


なるほど。言われてみたら、確かに、その通り!


自分のできる方法で社会に奉仕して、対価として

お金を頂く。


そのお金は、私が必要な物やサービスを提供してくださる

方々にまたお礼として渡す。


その一連にあるのは、確かに、

見ず知らずの人達とのコミュニケーションです。


紙幣を渡す時は、方向も整えて、

裏側を表にして、感謝の気持ちを込めて

手に取っていただく、


という考え方。

素敵です!音譜


表側の模様が門になっているのは、

感謝の気持ちを喜んで受け取る、

コミュニケーションに対してオープンで、

開けている心の状態、

という風にも見えてきます。



で、よく見たら、確かに主人は

そのように紙幣を渡しているし、

財布に戻す時も、必ずきちんと整えて

入れていました。


すごいな!と思い、

これを聞いた後、

私も真似しようと思ったのですが、すぐにはうまくいきませんでした。



レシートは数週間分くらいぱんぱんで、

お札に紛れて入っている。


カード入れもぎっしりで、必要な時に、一番大切な

カードが出てこなくて真っ青とか。


主人に言われてお札を綺麗に入れようと

努力はしたものの、いつも大抵またごちゃごちゃ・・・。


スーパーなどの買い物で、列なんかに並んでいる時は特に

あたふた。

金額をドイツ語で早口で言われるのも大の苦手です。


お札の向きとか渡し方とか?

それ以前の問題が多すぎて

気を付けていられない私には、

主人のしている行動は神業です。



これで、また主人の財布の扱いを観察したり、

聞いたところ、こう言われました。


「レシートは財布に戻さず、


買い物した後、その商品が入っている袋に入れるから、その悩みは

初耳だなあ・・」


とのこと。


なるほど!

と思い、スーパーでのレジでも、少し冷静に

なってみたところ、



店員さんも、そもそも、

買い物袋にレシートを直接

入れる方が圧倒的に多いということに

気づきました。


「あ、レシートお願いします。」

とお願いしたところ、

ほとんどは、

「袋の中に入ってます。」


と言われて、それをわざわざ取り出して

財布の中に入れていたのは、

他ならぬ私だったという事実。ガクリ


それ以来、レシートは財布には戻さず、


大抵その場でさっと目を通して

間違いがないかだけ確認後、

そのまま買い物袋に。



家でももう一度確認して、税金対処に

必要でない以外のレシートは、

お役目ありがとう、と感謝して捨てる、

という流れになりました。


支払った金額や、

その他のお店の情報など残しておきたい時は、

捨てる前にメモします。


これで、ようやく、主人の言うようなお財布状態が

保てるようになりました。音譜


いつもスッキリ、お金も気持ちよさそうだし、

私もとても気分がいいです。


また、更に、主人の動向を観察したところ、

買い物をしている最中から、金額を把握してから

レジに向かっているということ。


買い物をする数が少ないなら尚更で、

一つか二つなら、自分で計算して、大体は

用意してレジに向かうようです。


なるほど。


この主人の姿を見て思い出したのが、

こちらの苦い経験でした。


ドイツの店員さんには

とっても不愛想な方もいて、

お花屋さんに入った時、

「合計でいくらになりますか?」

と花を選んでレジに持って行ったら、


「どうして自分で計算してレジに来ないの?

値段、全て書いてあるじゃない!」

とつっけんどんに言われたことがありました。


ちょっと絶句したのですが、

なんて非常識な客だと言わんばかり、

花はばさっと

投げ捨てられるかのように、非情な扱いを受けてしまい、

とても嫌な気持ちになったことがありました。


これは確かに私の甘えもあったので

すみませんと謝ったのですが、

それでも、正確な値段の計算の仕方が

不確かなら、聞くのは当然です!

花の扱いだって、そんな風にしていいわけない!


と言い返してしまった私でした。


主人なら、絶対にこんなトラブルは

起こさないだろうなあと反省して、がっくりと家に帰りました。


でも、この話には主人も一緒に怒ってくれて、

駅前などの人の出入りが多い店は特に

忙しいし、苦労しなくても人がくるから

そういう態度になるんだろうなとのこと。

二度と行かなくてもいいよ~。とかばってくれました。しょぼん


後、私が先先考えたい癖を身につけたいなら、

そういうトレーニングもあるんじゃないかとか。


主人の場合は、


チェス



囲碁


で、常に先手、先手を予測するトレーニングを

小さい時にしていたので、そういう考え方が

身についているからだよ~。


とのことでした。


ここまできたら、お金の管理以前の問題ですが。汗


今の様にすっきりとしたお財布で、

よいマインドが身についていたら、

例えば、お花屋さんでのトラブルも

なかったのではないかなと反省しています・。



意外と深い、ドイツ人のお金管理。


素敵だなと思った方法を記事にさせて頂きました。


この記事を書いて、日本の紙幣はどんな風になっているのか

興味出てきました。


日本ではお金の扱い、特に紙幣に関しては、

一般的にドイツの倍より丁寧な気がするので必要ないかもしれませんが、

読者の皆様も、もしよければ紙幣など観察してみて、

気持ちよくやりとりできる方法を想像してみてくださいね!


よい週末をお過ごしください。