ドイツ留学で、ドイツの学士課程から始めるのと、大学院から留学のどちらがいいと思うか?
という質問です。
これは、はっきり言って、私には分かりません。
どちらでも長所短所はあると思うし。
実力、将来どうしたいか、経済的なこと、
語学の問題、異文化の問題、など、色んな角度から見て、
自分に合っている方法を探すべきと思います。
もし進路のことでご質問があり、私のことを信頼していただける
場合は、最低、本名、年齢、簡単な音楽歴を一緒に送っていただくか、
演奏録音があれば、少しは詳しくお伝えできます。
ですが、あくまで一般論で、人格よし、実力も十分、経済的問題も大丈夫、
という場合で、
どちらがよいと思いますか?
という質問をいただいたので、私の個人的な感想など書いてみます。
ザールブリュッケンでも、若い学生さん、とても
多いです。日本人で、18歳から来ている男の子も。
韓国人も、Grundstudiumから始めている若い学生さん達が
たくさんいます。
皆、入試はともかく、卒業試験まで、どうやってこなすの?

と感心していると、学士から勉強している4歳年下の友人が、
「勿論すごく大変なんだから!
ミュウなんて、練習してればいいだけじゃん!!ヽ(`Д´)ノ」
とよく言ってました。(;^_^A
18から23の、たった4歳の年の差でも、基礎課程を
ドイツで学ぶか自国で学ぶか、どちらを選ぶかで、
ドイツ語能力の差は、一生埋められないのではと思います。

友人は基礎課程から始めて、大学院を博士課程まで終えたので、
私と彼女の語学レベルの差は、
小学生と博士レベルほど、開いてしまいました。
若いうちは覚えがすごく速いし、頭の回転も。
メンタル面でも、若いと柔軟性があるだろうし。
年を取って外国に来るよりかは、
若いうちに来れるなら来るのがいいのでは・・
と私は思います。
基礎課程から学んだ場合、しっかり、段階を追って、
音楽と言う分野で働いていける基盤づくりをしていけます。
Grundstudiumからしている友人は有利だなと、私は、思いました。
例えば、入学して二年たったら、教授法の受講が終わり、
生徒さんレッスンもできるとか。基礎課程をしている生徒さんは、
Musikschule、音楽学校や音楽教室からも声がかかりやすいし。
私の友人は割と早くから中学校での個人レッスンで教え始めていたから、
学生として生活していくのに、余裕は少しあったというか。
早くにお金稼ぎに集中しすぎるのはよくないと思うのですが、
基礎課程から勉強していると、何かと、ドイツでぱっと仕事がとれる機会が
多いのではと私は思いました。
大学院生はそれはそれで、演奏のアルバイトなども
あったりしましたが、安定した収入源となる
仕事スキルはGrundstudium(学士課程)で得ていくので・・・。
私の留学生活は、学士課程をドイツでしていない為、
「基礎が欠けたまま、無駄にドイツで苦労した。」
気も・・・。

大学院に何年か一定期間留学、と決めてぱっと来てぱっと日本に帰る!
のもありと思います。日本で仕事していくのだから、Grundstudiumまで
勉強する必要が本当にあるのか?と言われると、ないかもしれないです。
でも、2年などの留学だと、生活に慣れて来たころに帰国というか・・?
もし許されたり、支援があるなら、
若いうちからGrundstudiumで勉強を始めれるのは、羨ましいです。
ドイツ語での勉強、海外での生活、
すごく大変なのでは?とも思いますが、若い学生さん達は
そうでもなくて静かに楽しそうにこなしています。
まあ、色々と蔭では苦労してるでしょうけれど・・。
それでも、ドイツで勉強できる素晴らしさは計り知れないと思います。
若い時からハイレベルなプロ演奏家並の学生さん達と
一緒に切磋琢磨できて、
クラシック演奏を愛してやまないドイツ人観客を相手に
演奏もして。
色んな人、友人に会えるし、音楽家人口は、ドイツは
とにかくどこでも多いし、
室内楽だって一杯して、
本場の演奏会も聞きまくりです。


私としては、
基礎課程、Grundstudiumからしっかり勉強したかった・・というよりかは、
Grundstudiumの、教職課程の授業だけでも、ドイツに来て
すぐにでもしっかり受けていればよかった、
と本当に後悔しています。
ので、もしこれから留学を迷う方がいるなら、(試験に合格する、
十分な実力があることが前提で)
学士課程からドイツに留学するなら、ドイツ語の勉強を日本でしっかりしてくること、
大学院課程からドイツに留学するなら、演奏練習時間は勿論大切だけれど、Grundstudium課程の、ピアノレッスンの教職科の授業を受けると
将来、日本でもドイツでも超役に立つので、お薦めします。
という意見です。

将来先生業に興味ない方には参考にならないかもしれないですね。
が、自分が大学卒業後、何を主軸に仕事をしたいか、ということを
考えたら、それに合った、授業の取りかた、大学課程が
見つかります。
詳しくはまた記事にしていければと思います。
私は、大学での単位の取りかた、授業の受け方など、日本ですら
困り果てていたくらいなので・・。余計に、
早めに語学も準備して、若くて留学している方は尊敬。
でも、ドイツの音大では、
新入生は、同期の入学生どうしで
情報交換して、なんとかしているし、
専門のアドバイスを下さる教授か先生がいて、
丁寧に、単位の取り方や授業の組み方、卒業試験のプランを
個別に教えてくださいます。
これから勉強する方にも、
あまり心配しすぎないようにお薦めします。(・・;)
何がよくて何が悪いか、誰も決められないと思います。
どの道を選んでも、完璧はないし、失敗と思えることだって、
将来役に立ったりとか。
信頼して、メッセージを送ってくださる読者の方々には、
心から感謝します。
読んでいただいた方には、本当にありがとうございました。
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