お世話になっていた先生の85歳の記念コンサートが
音大のコンサートホールでありました。
アルフレッドコルトー先生の愛弟子としてアシスタントとして
働いておられた先生で、いつも、コルトーから学んだことを伝えてくださいます。
いつも、コンサートの最後に、必ず、
「心から心へ」
という言葉をおっしゃられて演奏会が終わります。
少し前、ドビュッシーを練習中、ドビュッシーが
コルトーにあてた手紙を読みました。
ドビュッシーとこんな風に
かかわりがあって、こんな風にドビュッシーにも、
尊敬されてたんだーー。
と思うと、その時代に若手の現役ピアニストで
コルトーの弟子として活躍されていた、
先生の、年季の入り具合というか、歴史を感じます。
どんどん弱られていく先生です。
5年前のコンサートは本当に涙物で、
しっかりソロリサイタルをなさったのですが、
その後、ものすごく大手術をなさったので・。
今日は、その回復振りを、みんなでお祝いする、
誕生日会のようなアットホームな演奏会でした。
休憩時間中、音大の顔見知りの方から、
音大から送る花束が用意してあるので、
コンサートが終わったら、舞台で先生に渡してもらえるか、
と言われ、ちょっとびっくり。Σ(゚д゚;)
でも、今日は花束を持っていこうかどうかと
思いつつ、結局買わなかったし、
しかも、ジーンズ、大雪用の靴・・。
私にとって、音大のコンサートって、
自分の家のコンサートのような感覚になりがちで、ついつい・。
もっと正装しておけばよかった。(><;)
でも、
ジーンズでもいい、大丈夫、おねがーーいっ!!
と頼まれたので・・。
音大代表で、先生に花束を渡させていただきました。

今のところ、先生と元教授が大学を退官されてから、
違う先生の門下に入っているのですが・・。
まだ先生のレッスンが恋しいなあ、なんて・・。
この先生あってこそ、というくらい、
本当に、大切なことを色々教えていただき、
今の私があるのも、この先生にぐいっとレベルをひきあげていただ
いたから。
私にとって、この先生ほど感謝すべき先生は
いないので・・。今日は、花束を渡させていただけて
嬉しかったです。
5年前、この大学に入学した当初、先生の
完全ソロリサイタルを身近に聞けたのも、本当にラッキーだった
と今になると思います。
久しぶりに、元同門の友人にも会えて、楽しかったです。
大雪でしたが、心あっためていただきました。感謝です。