今日は二回もこのインターネットショップに
来てしまっている私。
午前中はいらいらがとまらなくて
練習が手につかなかった。午後は、他の生徒のレッスンの聴講
に行くために綺麗にお化粧して身なりを整えていったら、先生が
突然キャンセルしていて、お流れ。いらいらがピークに
達し、ここに来てからブログを書いてストレス発散して、
買出しに行ってから、友人と約束していた、
パウルクレーの展示会に行く。
その後学校に行ったら、練習室が空いていたので練習できて、
少し気分が良くなった。夜は結構部屋が空くので、夜型に
しようかとも悩む。
音大の前に美術館があって、前から行きたかったので、
今日はそれでいらいらが解消した。
この美術館では、常設展示の他、有名画家の絵が
半年周期くらいで展示される。
もともと絵とか彫刻を見るのが大好きで、ヨーロッパ
に来てからは、たくさんの美術館を見て回った。
パリのルーブル、オルセーは三度行った。ピカソ美術館でも
満足。オルセーには、カミーユクローデルの、とある彫刻が見たくて
何回も行ったのに、行く度に、どこかに出展されていて
見れなかったので、本当に残念だった。
今度行きたいのは、ロダン彫刻展、モネ美術館など、だけど、もう
機会がないかなあ・。
ニースではNiki, シャガール、マティス、の個展を見たり、
ウィーンでは、・・・・・名前が出てこない。(汗)でも、
すごく有名な、金色のトーンの、「接吻」という題名で、男の人が
女性の頬にキスしてる絵・・。(誰だっけ誰だっけ?)も、感動したなあ。
後、ドレスデンのアルテピナコテーク、ノイエピナコテークとか、
その他ドイツの小さい美術館も、街を訪れる度に、
かならず覗いた。どんな小さな美術館にも、
ピカソやモネ、ルノワールといった有名どころの画家の絵は
大抵おいてあって、素人の私は、単純におおと思う。
お金もないのに、どうやってこんなに回ったのだと
感心するけれど、留学生活も長期になると、数年に一度の旅行でも、
結構な数を回ることになるらしい。イタリアには、たまったマイレージで
旅行したので、航空券はただだった。後、ウィーン、オーストリアには
友人が留学していたり、結婚して住んでいたりするので、
彼女らには宿泊費削減に関しては大いにお世話になった。
パリとかウィーンも、夜行バス、深夜列車だと、
驚くくらい安い料金で往復できるのだ。私の旅行は、美術館めぐりと
言ってもいいくらい、美術館ばかり回っているかもしれない。
でも、Duesselでは行かなかったなあ。
Duesselの美術アカデミーに在籍している、
最近注目されている女流画家がいるらしく、
テレビで特集を組まれていた。
私好みの絵だったので、近くにいて知らなかったなんて、
と残念だった。
どこの美術館にもお気に入りの絵は見つかるけれど、
一番感動したのは、フィレンツェ、ウフィツィ美術館の
「ビーナスの誕生」だと思う。この絵を見た時は、
この世にこんなに綺麗な絵があるのかと
絵の前でただただ見入ってしまった。
街自体も芸術作品のようで、本当に驚いたなあ。
日本では、本の中とか、教科書、
ポスターでしか見たことのなかった
たくさんの絵画や彫刻。本物の絵は、
その周囲の空気を完全に変えてしまっていて、
思わず別世界に飛び込んだかのような錯覚に陥る。
色使いとかが素敵で、見るだけで頭が癒される時もある。
どうして、私はパリに留学しなかったのおー。
と、私がどうなる訳でもない独り言をぶつぶつつぶやいていると、
友人が、でも生活費が高いらしいよ、また旅行で行こうよと
言っていた。
西洋美術はもちろん素晴らしいけれど、私は日本画を見るのも大好きだ。
私のおばさんで日本画家の人がいて、少し前日本に電話をかけると、母が、
またおばさんの絵が、院展(という日本画の展示会)に出展されているので、
見に行ってくるわと言っていた。私も、一度院展が大阪に来た時、おばさんが
案内を送ってくれたので、見に行ったことがある。
おばさんはご主人も画家で、絵のテーマはインドとか、仏教
に関するものが多い。夫婦で、しょっちゅうインドに
モティーフを探しに行っているみたいだ。
一度見たおばさんの絵は、仏教の僧侶が静かに瞑想しているもの
で、すごく感動した。静かなのに、暖かい空気、僧侶の
感じている、穏やかな心の平安さ、満足感が漂ってくる気がした。
顔は、少し私の父親に似ている気がした。
おばさんは父の姉なのだけれど、もしかしたら、
顔だけはお父さんをモデルにしたの?と聞こうと思って
忘れている。おばさんは、私と同じ兵庫のお寺に産まれて育って、
仏教に関する絵を描き続けて、そういうのっていいなあ、と思う。
私は、直接にはこんな風に仏教に関わる仕事をするのは
無理だけれど、仏教の教えとだけでも、
ずっと関わっていたいと思う。
その他、内閣総理大臣賞などの賞をもらっている
絵はさすがだ・・と感動した。
日本画は、ヨーロッパ絵画と違って、また独特のよさがある。
やっぱり日本人だからなのか?気持ちが和む気がする。
私も見に行きたいとぐずぐず言うと、
母が、またポストカードを送ってあげるわよと言っていた。
今日見に行ったパウルクレーの絵は、
見ていると、互い違いになりかけた頭の回線が
柔らかくゆるんで、また元通りにすっきりつながる気がした。
その他、この州出身の画家の絵の常設展示も良かった。
やっぱり美術館はよいなあー。
疲れた時、天気が悪い時なんかは、美術館に
一日閉じこもってぼんやり絵の前に座っていたい
と言ったら、何人かの友人にひかれたことがあるけど、
それくらい美術館は私の好きな場所の一つだ。
また行けたらいいな。