ストラビンスキー作曲 ペトルーシュカ  | ドイツ,ピアノ日和

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私の好きな作曲家の一人に、イゴール ストラビンスキー(1882-1971)という作曲家がいます。ロシア人です。


最近色々な作曲家の現代音楽を聞いていたのですが、気に入ったのが彼のこの作品です。


CDバレー音楽「ペトルーシュカ」より三楽章 

 

ピアノ独奏で、ポリーニの演奏です。


バレー音楽「春の祭典」が昔から大好きだったにも関わらず、彼のその他の作品やピアノ曲は、なぜか心に残らなかったのですが・・。演奏者の力も大きいに違いない。


メモバレー「ペトルーシュカ」

 

バレーの内容は、「心を持った操り人形、ピエロの悲恋」です。ロシアの謝肉祭が舞台。

(謝肉祭→http://ameblo.jp/jhasumin/entry-10009412701.html


ペトルーシュカという操り人形が恋をするのですが、その女性から相手にされることもなく、恋敵に最後は殺されてしまうという、悲しい結末。(関連サイトhttp://www2.oninet.ne.jp/mizo/classic/Petru.html


音譜 ポリーニ のペトルーシュカ

 

ものすごく上手です。テンポ感がなんといっても最高。一寸も乱れません。さすがプローーーーー。音のバランスとかも好き。ロシアの踊りの最初の出だしの音も明るくて、リズム感がよくって良いなあーー。聞き入ってしまうのが、二曲目の、ペトルーシュカの部屋。切なすぎですーーー。深い哀しみ・・・・。(:_;)

  

ポリーニのピアノバージョンが気に入ったので、オーケストラバージョンまで借りてきてしまいました。


CDサイモンラトル指揮 バーミンガム交響楽団 演奏のペトルーシュカ


です。サイモンラトルは現ベルリンフィルの指揮者で、実は私は前からものすごく気になっていたのです。テレビで見た、ベルリン夏のフェスティバルの実況中継がとても良かったので。


一曲目、よいですねえーー。ストラビンスキーの音楽ですねえーー、一体どうして、私、今まで聴かなかったんだろう?春の祭典は野蛮を極めてますが、ペトルーシュカの場合、彼独特の荒々しさプラスロマンティックな美しさもあって、また、別のストラビンスキーが楽しめます。


ですが!

  

ポリーニのCDを聞いた後だったので、そう思うのでしょうか。 ピアノ曲にも取り扱われているロシアの踊りを含め、テンポが速すぎたり、不安定で気になる箇所が。もちょっとテンポを一定させて、冷たい感じが出て欲しいっていうか・・。ちょっと音楽作りが情熱的すぎかなあ・・・・。オケ編曲だとそうなっちゃうのかもしれませんが。


 

話はピアノソロに戻って、ポリーニといえば、そのものすごいテクニックで完璧に弾いてのけるので、私としては、「冷たい」くらいの印象があったのですが、このCDは気に入りました。彼の弾く現代音楽は定評があるらしいですが、彼の音質にあうのかも・・。冷徹なくらいのテンポ感や、きれがよくつやのある音質が、ロシア音楽の運んでくる冷たい空気にはぴったりです。メランコリックな部分も、ロマン派的なおおげさな感情表現ではないのに、深い悲しみと切なさが伝わってくる名演奏。


でも、やっぱり、ビックリマークピアノソロで弾くにも、この曲は限界があるんじゃあーーー?という箇所が多く、100パーセント満足とはいえません。これは、やっぱりオーケストラで聞かないと、訳わかんないところが多いと思います。



と言いつつ、ビックリマークオケ版は、一番私の気に入っているピアノソロ部分の、オケとのからみが、イマイチ気に入らない。これは、ピアノだけで聞くほうが、もっと壊れてしまいそうな切なさが出てくるから良いのにいーー。っていうか、やっぱりポリーニのピアノ演奏だからよいのかな?


これはストラビンスキーの作曲を気に入るかどうかがそもそも問題ってこと?


って、疑問に答えてくれるような関連サイトがありました。 私が先日紹介したニコライカプースティンに関するサイトもあげてあるので、驚き。(私には)


http://www7a.biglobe.ne.jp/~hainn-hitorigoto/m-057stravinsky.html


とはいいつつ、このオケバージョンも、良いです。ポリーニのピアノバージョンが気に入っていた分、ストラビンスキーとサイモンラトルに文句をつけたくなる部分もあるのですが、ピアノ演奏ではないおもしろさがあるし、なんと言っても、ピアノソロより断然聞きやすいので。 聞き比べをするほど他の演奏家のものを聴いているわけではないですが、全体を通して聴いた限りでは、満足度は高いですっ!新たなストラビンスキーに出会って、大満足の私ですっ!


Igor Stravinsky, Simon Rattle, Robert Johnston, City of Birmingham Symphony Orchestra, Elaine Donohoe
Stravinsky: Petrushka; Symphony in Three Movements

CDバレーとしてのぺトルーシュカ

また病気が・・・・。見たい・・・・。見たいですうーーーー!!!!モーリスベジャール演出の「ペトルーシュカ」と、「春の祭典」!検索かけたら、東京バレー団との公演のレポートなんかが出てきたんですよね。 バレーを本格的になさっている方々から見たら、ミーハーと思われるらしいですが、私は、ベジャール演出、ジョルジュドンの踊る 「ボレロ」にすっかり虜になってしまった一人です。妹がジョルジュドンのDVDを持っていて、すっかり、ファンになってしまいました。「ボレロ」に関しては、ソロを踊っていたジョルジュドンもすごかったけど、群舞(っていうんですかね?)との息のぴったりさというかクールな演出というか、とにかく目が離せないっ!!!音楽はもともと好きだったけれど。ベジャールの、ストラビンスキーも見たいなああーーーー。でも、DVDとかでは出てこないし、一回CDショップに行ってもないって言われたんですよねえーーー。くうううーーーっ!!!



などなど、話はバレーにまでいってしまいましたが、自分のレパートリーを探す為に随分色々現代音楽を聞くことになりました。でも、ロシア現代といえば王道の、ストラビンスキー、プロコフィエフはやはりよいなあーー。ストラビンスキーのペトルーシュカは難曲すぎるので弾きたくとも却下ですが・・。しょぼん楽譜は借りてきてしまいました。お気に入りの部分だけでも弾きたいっ!

 


にしても、今までストラビンスキーのピアノ曲も全曲聞いていたはずなのに、心に残らなかったんですよね。

ポリーニが弾いてくれてるから、訳が分かったのかもしれないし、ここまでこの曲を好きになってしまうとは、思いませんでした。ポリーニ様様です。

  


結局自分のする曲はプロコに落ち着くので、これからブログにはプロコ記事が続くかもしれませんーー。

 

練習がんばります。