命を助けたい医師の結末は? | 伝えるから伝わる会話へ!グッドリレーションのヒント

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日本グッドリレーション
アカデミー協会
代表理事の市川浩子です。
 

 

本日は1800年代後半
ウィーン総合病院にて
実際にあったお話です。


ご自身のこととして
読み進めていただいた方に
大きな気づきがあることを祈って。




ウィーン総合病院とは
重要な研究病院でした。


産科病棟の死亡率が
恐ろしく高く、
ことの真相を突き止めようと
一人の医師が立ち上がりました。


その人の名は
イグナス・ゼンメルヴァイス



彼が勤務している第一病棟は
特に死亡率が高く

出産を控えた女性の一割が
亡くなっていきました。


色々試しても
ほとんど効果はありませんでした。



第二病棟は2%の死亡率だったため
10%もの死亡率である
第一病棟のゼンメルヴァイス医師は
原因になりそうなもの全てを
調べました。


ところが何も出てきません。


ある日、4ヶ月別の病院で
仕事をしてから、また
ウィーン総合病院に戻ったところ、
自分がいかなった間
死亡率が下がっていた
と知りました。



どういうことだビックリマーク




色々調べていくうちに
死体を使った医学研究が
死亡率に関係していて、

ゼンメルヴァイス医師が
誰よりも死体を使った研究を
していることがわかったのです!!


当時は「細菌」というものが
全く知られていなく、

その細菌が医師の手によって
死体や他の病院の患者から
健康な妊婦へ運ばれていた

…ということがわかりました。



しかも、誰よりも
その原因について研究し

患者に寄り添って動いていた
ゼンメルヴァイス医師の
手によって、

一番感染が拡大していたのです。




その証拠に、塩素と石灰で
徹底的に手を洗ったところ
死亡率は
すぐに1%まで落ちたといいます。




…これは、何も
ウィーン総合病院での
出来事…と終わっていい
話ではなく、
どんなビジネスにも
どんな人にも
あり得ること
だと思うのです。




たとえば…。


仕事でうまくいかないのは
集客の仕方が悪いからだと
集客のノウハウを学び、


「起業家らしくビックリマーク」と言われて、
イメージコンサルタントに
お願いして外見を整え、


体験会をやる前に
うまく話せるようになるための
ヴォイストレーニングをして…。



色々やったけど
結果が出ないとしたら、
結果に直結する学びを
深めていなかったとか。




例えば、


家庭ではイライラして
子どもに八つ当たりして
しまったり


夫には大事にされず
起業も反対され
家事も育児も起業も全て中途半端。


そんな自分を
情けなく思っていたけれど



育児書や心理や
コミュニケーションの本を
読んでも、なかなか改善できない。



感情のコントロールをしようと
思っても、怒りが治らない。



結果的に表面上の解決ではなく
深掘りして行ったら、

『私は人に愛されない』
『大切に扱われない程度の人物』

と、自分で自分を
過小評価しているところにあった


というケースも
あるかもしれません。
 



結局、
今起きている現象そのものに
アプローチするのも
間違いではいないけれど

根本的問題を見て行ったとき
その原因は意外なところにあり、

その原因の根っこさえ
引っこ抜ければ、


さまざまな問題が
一気に解決していく

…なんてことは、
個別でコンサルをしていると
よくあることです。



薄っぺらな原因追及ではなく
根本解決を目指したいですねニコニコ

 

 

 

それでは本日も

グッドリレーションな1日で

ありますようにニコニコビックリマーク


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