みなさん、こんにちは。
久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)です。
寒さと年の瀬を意識する時期になってきましたね。
この時期になるとサッカーファンはソワソワします。
Jリーグが終盤、もしくは佳境だからです。
そして11月25日(土)に今シーズンのチャンピオンが決まりましたのでご紹介します。
消滅の危機を乗り越えてついに掴んだ優勝
出典元:Unsplash
1993年に始まり30年目を迎えたJリーグでヴィッセル神戸が初優勝しました。
ヴィッセル神戸はプロ化を目指した市民団体から始まり大手企業をスポンサーにスタートを切りますが直後の1995年1月に発生した「阪神淡路大震災」にて状況は一変しました。
各業界への影響も大きくスポンサー企業の撤退が後を絶たず、チームは赤字運営が続きました。
クラブの存続の危機に経営権を譲渡されたのが三木谷浩史氏でした。
いわずと知れた楽天グループの創始者である三木谷氏は、当時赤字続きのクラブ運営
を断ろうとしていたそうです。
「しかし断ったらクラブは消滅することになる、神戸は育った街、(阪神淡路)大震災のこともあったし、ここは恩返しをするところかな、と思い直して引き受けました。」
と語っています。
2004年に経営を担ってから積極的な投資や選手獲得をしていたものの成績が伴わずに2度J2(2部)へ降格をした際にはサポーターから「会長は表に出るな」と厳しい声を掛けられる時期も経験してきました。
その上でこれらを乗り越えて近年は世界的な一流選手や、海外経験のある日本代表選手などが揃った神戸は高い基準と競争力を持ってチームを築き上げ悲願の優勝を果たしました。
おわりに
今回の優勝は三木谷氏がヴィッセル神戸の会長になってちょうど20年目のことでした。
上述の通りここまでの20年間紆余曲折があったことかと思います。
その信念は震災で地元が被災し親族が亡くなったときに感じた
「遅かれ早かれ人は死ぬ。だったらやりたいことを思い切りやるべきではないか」と考えから来ていると言います。
このことがきっかけで起業決意、楽天グループ、ヴィッセル神戸、東北楽天イーグルスなど様々なことをしてきたそうです。
私たちもいつか大きな成功のために全力でやり続けましょう!
今回はここまで!
最後までお読みいただきありがとうございました。
おわり
久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)
参考文献: