みなさん、こんにちは。
久保佑輔(くぼゆうすけ)です。
ビジネスにはイメージや印象は重要ですよね。
良いイメージを持つことによって、商品やサービスの価値を高めたり、競合他社との差別化をする時にも大切な要素になります。
そんな今回はロサンゼルスで出会ったとある2人が、日本酒のイメージを変えるために行ってきた活動について紹介します。
アメリカで浸透していない日本酒を広めるための挑戦
今回ご紹介するのはアメリカで日本酒造りを行っているNova Brewing Co.さんになります。
きっかけは、貿易会社で輸入の仕事をして日本酒に興味を持ったジェームズさんと、「日本酒は美味しくない」というアメリカのイメージを変えたいと考えていた恵美子さんがアメリカのお酒の学校で出会ったことからでした。
日本酒をもっと広め、イメージを変えるため、ロサンゼルスに造りたての日本酒が飲める場所を作ろうと意気投合し、ジェームズさんは日本で酒造りの修行を、恵美子さんは酒蔵の経営方法を学んだ末に2019年にNova Brewing Co.を立ち上げました。
こうして始まった酒造りですが、1番苦労したことが日本酒を造るための設備づくりだったそうです。
日本酒のシェアが少ないアメリカでは日本酒の醸造設備の会社がなく、日本から輸入してしまうとコストがかかり高額になってしまいます。
そこで、ないなら作ると自分たちでデザインをしてビールやワインを作る設備を活用したお酒を搾るための漕(ふね)を作ります。
このようなさまざまな試行錯誤を重ねることで、3つの日本酒を造り上げることができました。
①Eclipse(エクリプス)
このお酒は、白ワインのような酸味が特徴のお酒で、「黄麹」と「黒麹」を使用。
黒麹のお酒が大好きなジェームズさんの思いが詰まったお酒です。
②Gravity(グラビティ)
圧力を一切かけずに、醪(もろみ)の重さだけで搾る「袋吊り」という手間のかかる方法で造ったお酒です。
こうすることで、深みのある味わいが生まれます。
お米はカリフォルニア産のものを使用しており、カリフォルニアらしさも感じられます。
③どぶろく
研究を重ね、完成に4年かかったお酒です。
様々な種類のどぶろくを購入して研究し、カリフォルニアのお米に合うように、試行錯誤して完成したお酒です。
これらのお酒はアメリカの品評会などで何度も受賞し、さらには有名レストランチェーンのメニューとして採用されるなど、彼らが造るお酒は多くの人に高く評価されています。
今後もジェームズさんと恵美子さんは、型にはまらない自由なアイデアと品質にこだわりを持ち続け、これからもアメリカで日本酒を造り続け、その魅力をさらに広めていくことでしょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
品評会での受賞やレストランのメニューに採用されるなどアメリカで日本酒がもっと広めるきっかけの一つになったかと思います。
その裏には2人が意気投合しビジョンを語り、0から日本酒造りを始め、様々な試行錯誤や何年も続けてきた努力や継続があるかと思います。
何事も日の目を見るまでには様々な困難が待ち受けていますが、それでも成し遂げている方たちにはビジョンがあります。
私たちも成し遂げたいことや目標に向かって地道にコツコツと努力していきましょう!
今日はここまで!
久保佑輔(くぼゆうすけ)
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