久保佑輔の Be Player!Try Challenge!

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久保佑輔です!
千葉出身。スポーツ、お酒が好きです。
好きなことに触れる中で得た気づきなど、
投稿していきます。

みなさん、こんにちは。

 

久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)です。

 

みなさんは普段の食事は和食や洋食、中華などはなにが多いでしょうか?

 

今回は和食についてとても興味深い研究発表がありましたのでご紹介いたします。

 

環境指標としても優秀な「和食」の可能性

出典元:iStock

 

同志社女子大学の今井具子教授らが発表したのは151か国にわたる国際比較研究の結果、和食がSDGs達成に貢献するということです。

 

この発表ではまず和食で使用されている食品である米、魚、大豆、野菜、卵、海藻などを高評価、和食では利用することのない小麦、乳製品、肉などを低評価とする和食スコアという指標を開発しています。

 

そしてこの指標をもとに点数化して比較をしたところ、評価が高かった国の食事は肥満や虚血性心疾患の発症率が低く、健康寿命が長いことがわかりました。

 

そしてこの研究を続けていったところこの指標は環境に対しても通ずることが分かりました。

 

この評価が高かった国は低い国と比べて、温室効果ガス排出量、酸性化物質排出量、水利用量などの環境負荷の数値が低かったのです。

 

つまり、この研究発表では和食やそれに通ずる食事は健康に良いのに加えて、温室効果ガスなどを比較すると環境負荷を抑えられ持続可能な社会の実現(SDGs)に貢献する可能性高いとのことでした。

 

 

おわりに

みなさんご存じの通り長い歴史をもつ和食は、世界的に見てもヘルシーで健康的な食事であると評価されており2013年にはユネスコ無形文化遺産にも登録されました。

 

健康的なイメージはありましたが、食事に至るまでの農業や畜産などの環境への影響などを国際比較したとても興味深い研究結果だと思いました。

 

今井教授も述べていますが、和食がいちばんである。ということではなく各地域それぞれの食材や調理法や文化は否定をしているわけではありません。

 

それでも私たちが身体や健康に良い食事をとることは、地球環境にも良いことだと考えるという意識ひとつでSDGsにも貢献ができるかもしれません。

 

日々取られる食事について、健康はもちろんのこと地球環境についても考えるきっかけになれたらいいですね!

 

今回はここまで!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

おわり

 

久保 佑輔(くぼ ゆうすけ)

 

参考文献: