国際盲導犬の日、大勢のユーザーが協力!(仙台編) | 日本盲導犬協会

東京本部のSです。

4月27日の国際盲導犬の日に合わせて、神奈川と仙台で盲導犬の理解を深めていただくイベントを開催しました。その様子を報告します!


仙台では盲導犬ユーザー12名ともうすぐ盲導犬ユーザーとなる2名(現在、共同訓練中の方々が訓練を兼ねて参加)が参加してくださいました。14人と14頭!迫力がありますね。


(久しぶりに会うユーザー同志、ごあいさつ)


(待合室に大集合)

まずは国際センター駅にみなさん集合してもらいました。(この駅を選んだのは「国際」盲導犬の日にかけたんですよ!)修学旅行生でにぎわう駅構内をぬけて改札に向かうと仙台市交通局の職員の方が視覚に障がいのある方が触ってわかる触地図で構内を説明してくださったり、切符購入の音声案内などを紹介してくれました。



(券売機の使い方を教えてもらってます)


(そろって改札通過)


(触地図で構内を確認)

電車には3班に分かれて移動です。数分の移動ですが、電車内でも盲導犬たちはすぐに落ち着いてユーザーの足元に伏せています。沢山の盲導犬達が乗り込み、先にいた乗客も最初こそ驚いていましたが、大人しくしている姿を見て微笑んでいました。



(ホームで電車を待つユーザーの方々)


(電車内での様子)


そして、到着した青葉通一番町駅は仙台市内でも多くの人でにぎわう繁華街にほど近い場所にある駅です。大きな交差点で4か所に分かれて、一般の方へ盲導犬への理解をもとめ協会盲導犬受入パンフレットを配布しました。




(青葉通交差点で啓発活動)



終了後に茶話会を行い、今日一日の振り返りをしました。
良かったこと、改善をお願いしたいこと、そして全く関係ないこと(笑)
ユーザーと共同訓練中の方、そして職員との団欒。
久々に会う方々も多く、非常に和やかなひと時を送ることができました。




(茶話会の様子)

盲導犬を見たことがないという一般の方もまだたくさんいらっしゃいます。そういった方々へはやはり実際に活躍する盲導犬ユーザーと盲導犬を見てもらい、話してもらうことがいちばんの方法です。

この活動を通して、多くの方が盲導犬への理解を深めていただけたことと思います。盲導犬と歩くことによって、入店や利用が断られることがなくなるやさしい社会になりますように、これからも協会では啓発活動を続けていきます。






(最後にみんなで集合写真)