プリマの子育て日記 | 日本盲導犬協会
神奈川のKです。
毎日暑い日が続いていますね。皆さんお変わりないですか?

さて、7月7日に出産した母犬プリマの自宅訪問に行ってきました。
外は暑くて、蝉がミンミン鳴いていますが、
温度管理された快適なリビングで子犬達がスヤスヤ寝ていました。




30日を過ぎたのでちょうど今回の訪問は3回食開始。
一頭ずつ個別食器でご飯を食べます。

ご飯の前に『SIT♪』 今回はこの練習が始まりました。



初めての事なのに、さすが! 
ボランティアさんが上手く子犬を導いてくれるので上手く出来ました。

30日を過ぎたら、運動も必要!
という事で、囲っているスペースから出て、リビングルームを散策!





子犬達は一回リビングスペースに出る楽しみを覚えちゃうと・・・
こんな感じで、『そっちにも行かせてぇ~』 とみんな可愛く立ち姿勢!





この窓も可愛く絵を描いてくれました。
一回コツをつかむと、乗り越える事も難なく出来ちゃう子犬達。
一番端っ子の子犬は乗り越えようと、まさに!チャレンジ中ですね。




プリマは、子犬が30日過ぎても一日4回程は授乳をしてくれます。
大きくなってきたので、歯も生えてきて痛いでしょうに・・・
子犬達もすっかり立ち姿勢でごくごく飲んでいます。

そしておっぱいをたっぷりもらうと、ママも気にせずプレイタイム。




みんな順調にすくすくと成長をしておりました。
これも、ご協力頂いているプリマご家族のお陰。
そして何より、子犬ケアを頑張ってくれているプリマのお陰。

今現在富士ハーネスの施設もあり、自宅で出産する繁殖犬はだいぶ少なくなってきました。
その中でもプリマは毎回自宅で出産し、ご家族皆さんで子育てに協力頂いております。

委託まであと少し。
ですが日に日にヤンチャになっていく子犬達です。

プリマ、そしてご家族の皆さん 
本当にありがとうございます。あと少し宜しくお願いします。 という気持ちでいっぱいです

当協会ではこの様に繁殖犬飼育をして下さるボランティアさんを募集しております。

成犬の飼育をしたい方、盲導犬の候補犬たちの誕生に興味がある方は、

こちら(http://www.moudouken.net/volunteer/keeper-breeding.php )をご覧ください。

現在、出産・育児は富士ハーネスにて行うことが多くなっていますので、

ご自宅での出産をご希望される場合は、ボランティア登録時にご相談ください。