大空旅人の新「たびある記」

大空旅人の新「たびある記」

「日替り修行僧」こと大空旅人です。今日もどこかで「旅の空」。頭はいつも「うわの空」……



2023年10月1日現在


【JL】


 国内線  384回
  145,431Miles

  JML 2回 (2006,2008)
  JGP 1回 (2007)
  JMG 1回 (2010)
  JMX 1回 (2009)



【NH】






 LTマイル 55,618Miles

  DIA 1回 (2007)
  PLT 2回 (2006,2007)




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 流石にHIJからOSAへの移動でフライトを噛ますのは諦めたが,OSAからTYOへの戻りについては,ほぼデフォルトと言っていいITM⇒HNDを利用することにする.
 最終日は夕刻までOSA近辺で「活動」を目論んでいるので,ITM発は早くても17時台以降.HNDからの帰宅についても,バスや電車のつもりなので,機内や搭乗前は「飲み放題」となる.

 そうなると,JLの国内線FクラスかNHのプレミアムクラスを奮発したいところだが,ここでも(JGC・JMGやSFC・PLT程度以下の)一般客にとっては,JLのFクラスをお勧めしたいポイントがいくつかある.

 以前にもどこかで記したような気がするが,NHのプレミアムクラスで提供される食事は,汁物などは別として,基本的に「冷蔵」もしくは常温の「弁当」タイプで提供される.
 これに対して,JLの国内線Fクラスでは,機内で加温調理して提供されるものがほとんど.一概には言えないが,やはり「温かい食事」のほうが好ましく感じる人が多いのではなかろうか.
 また,NHの食事については,盛り付けなどにもこだわりがあり,それはそれでポイントが高いのだけれど,どうしても内容が「大人向け」で,年少者の口には合わないかも知れないと思うものをよく見受ける.その点,JLの食事は,基本的に万人受けしそうな内容のものが多い.
 そもそもこのような座席やサービス自体,子供向けではないことは重々承知しているが,たまにしか家族旅行の機会がなく,飛行機くらいは(どこからか「株優」貰ったし,とかで)奮発する,という家庭があってもおかしくはない.

 勿論,NHの方式にはメリットがないでもない.
 航空会社は推奨していない(機内でお召し上がりくださいと書いてはある)し,あくまでも「自己責任」だが,「弁当タイプ」なので持ち帰ることもできなくはない.
 帰りの便で出たものが,口に合わなければ,持ち帰ってすぐに他の家族が食べる,ということもありそうだ(フードロスの防止にもなる)し,実際CAさんから「お持ち帰りの袋をご用意しましょうか?」と訊かれたこともある.
 拙僧宅の場合,子供達が食べられないような内容だった時に,その分を「テイクアウト」して,夜,拙僧の「つまみ」にしたことが何度かある(修行僧転じて生臭坊主w).
 JLの食事は,個人的には好きなのだけれど,(時々付いてくる「茶菓」は別として)持ち帰ることができるようなものではない.最近(国内線では)見かけなくなったが,「そばdeスカイ」系ならお湯を入れなければ……それなら空港内の「BLUE SKY」で買え,という話だ.

 そして最大のポイントとして,全てのFクラス設定路線の就航空港ではない(HND,ITM,FUK,CTS,OKAに限られる)ものの,JMBのステイタスに関わらず,Fクラス利用者ならばDP(ダイヤモンド・プレミア)ラウンジが利用できる,という点が挙げられる.
 この点,NHの場合はプレミアムクラス利用だからといって「ANA SUITE LOUNGE」が利用できる訳ではなく,搭乗者のステイタスが「DIA」または「ミリオンマイラー」である場合に限られる.NHでも国際線ならばFクラス搭乗で「SUITE LOUNGE」が利用できるのに,国内線のプレミアムクラスでは駄目なのだ.
 これをJLに置き換えると,DPラウンジで「JMLかJGPじゃなきゃ駄目」と言われているようなものである.そしてJGPという独自のカテゴリに当たるステイタスが設定されている部分も,JLのほうがNHよりも門戸を開いているように受け取れる.

 この差がなぜ生まれるのか,なのだが,JLの場合は国内線であっても「FクラスはFクラス」なのに対して,NH国内線のプレミアムクラスは「FクラスではなくCクラス相当」という運用なんだろう,と考える.
 こう考えてくると,ほぼ似たような運賃・料金の「国内線Fクラス」と「プレミアムクラス」なのだが,扱いとしては前者が「Fクラス」後者が「Cクラス」という差があることになる.
 じゃあ,JLの「クラスJ」は「Cクラス」相当なのか,となると,流石にそれは違うかな,というのが実感.感覚的には「PY」(プレミアムエコノミー)相当と言うべきかと思われるのだが,極稀に国際線機材が充当されてCクラス座席を「クラスJ」として運用することがあるから一概には言えない.しかし,JGC/JMG以上ではない旅客が,クラスJ利用だからといっても「サクララウンジ」を(無料で)使える訳ではないから,やはりCクラス相当とは言えないと考える.

 少なくとも,国内線のラウンジ利用に関してみれば,

 ・ Fクラス相当 国内線Fクラス(JL)
 ・ Cクラス相当 プレミアムクラス(NH)
 ・ PYクラス相当 クラスJ(JL)
 ・ Yクラス相当 普通席(JL/NH)

と見れなくもないので,同じような金額であれば「JL国内線Fクラス」>「NHプレミアムクラス」ということになる.

 しかし実際問題として,機内で食事の出る国内線Fクラスに搭乗する前に,DPラウンジで更に軽食を取ることには,あまり合理性がない.真にコストパフォーマンスを考えるならば,JMLなりJGPを維持してDPラウンジで軽食+機内の座席はYクラスというのが「最強」ではあろう.

 ということで,当日の「対策」としては,

 ・ 朝から日中の食事量を減らして空港到着以降に「猛チャージ」
 ・ 昼前後に空港入りしてDPラウンジで昼食・機内で夕食


という二択しか思い付かない「貧乏性」な元・修行僧(かつてHNDの「AMEX定食」通称「タダ飯」でAMEXの会費の元は10年分くらい取ったと自負している)なのだが,流石に「諸活動」を考慮すると空港に半日いる訳にもいかないので,自ずと前者になる.
 いや,空港到着以降に備えて「胃袋の準備」をしていたというよりは,「諸活動」のために食事の時間を取るのが勿体ない,という面が強い(よく「欲シガリマセン四時(16時)迄ハ」という「標語」が語られる業界ではある)のだが.

 ITM18:30発のJL130便を予約していたのだが,OSA直送とした「ボウリングのボール」もあり,ちょっと荷物も多かったため,梅田からITMへの移動はリムジンバスにした.
 諸活動を終えて,ホテルに預けたスーツケースなども引き取り,北新地駅から梅田の地下道を通って大阪駅の自由通路を横断.新阪急ホテルの下にあるバスターミナルに降りるには……

 「階段しかないんかい……っ!」

 仕方なく,阪急の大阪梅田駅構内経由で階下に降り,ぐるっと回ってバスターミナルへ.

 スーツケース+2個入ボールカート+土産品+ショルダーバッグでは,流石に階段は降りられない.エスカレータでどうにか,である.
 大阪駅の北口に出たところで,阪急への歩道橋にエスカレータで上がらず,そのまま地平を通って……では横断歩道がない.そうすると,歩道橋で直接阪急方面に向かうのではなく,一旦ヨドバシカメラのほうに渡って,店内のエスカレータかエレベータで1階に降り,横断歩道で……がどうやら正解のようだ.

 そんなこんなで16:15頃にバスターミナルに着き,券売機でITM域チケットを購入.


 16:35発のITM行バスを待つ.

 同じ乗場にはKIX系のバスも発着するのだが,列は別になっている.


 そのKIX系のバスが若干遅延している模様で,乗るべきITM行のバスも,ギリギリになって入線.

 このバスは,一旦,JR大阪駅の南側に回り込み,マルビル前でも客を拾って,駅の西側から再度北側に戻り阪神高速に上がる.
 マルビル発が16:45という設定らしく,2分ほど停車する.

 ITMでは,まずNH側の南ターミナル,そしてJL側の北ターミナルの順に停車.北ターミナル前に着いたのは,17:15頃だった.
 北ターミナルのJLカウンタは,以前とは少しレイアウトが変わっており,JGCカウンタは2階のエスカレータを上がった右側に,そしてFクラスカウンタはその更に奥になっていた.

 折角なのでFクラスカウンタを利用.


 どう考えてもボールカートは預けるしかないので,機内持込サイズではあるものの,スーツケースも一緒に預けることにする.なお,ボールカートは軽く20kgを超えるため,ステイタス持ちかFクラス利用でなければ,追加料金が発生するのだが,拙僧は両者とも該当するので40kgまでは無料になる.

 セキュリティゲートを通過し,その奥のエレベータで3階に上がる.エレベータの正面にカウンタがあり,そこで搭乗用のバーコードを機械にかざすと,案内が表示される.今回はFクラス利用なので,カウンタに向かって右側のDPラウンジ(サクララウンジは左側)への案内になる.



 窓側の先に座り,もしかするとこの日初めての「食べ物」になる「おにぎり」と「味噌汁」そして「ビール」.


 更に「おかわり」して,「パン」と「オニオンスープ」,更に再び「ビール」(笑).


 「おにぎり」が朝食相当で,「パン」が昼食相当ということかと.

 丁度正面が,これから搭乗時に使う17番スポットになる.


 その右奥になる18番から,JA848J(B787-8)がプッシュバックされたところだった.
 この17番と18番は,主にHND線に使用されるスポットなので,恐らく前便のJL128だと思われるが,JL128は定刻17:00発.既に17:30になろうとしているので,30分近くディレイしているようだ.


 実際に後で調べてみると,17:28にブロックアウトしており,HND着も定刻18:15に対して18:54ブロックインと,40分近いディレイになっていた.


 代わって,JA06XJ(A350-900)がエプロンに進入し,17番へと向かっている.

 これから搭乗するJL130便になるようだが,ここまではHND発のJL127便としてフライトして来ており,定刻17:35に対し17:38ブロックインと,ほぼオンタイム.


 18:00を過ぎたところで,DPラウンジを後にする.
 いつもならもう少しゆっくりするのだが,今回は平日3泊4日の長丁場のため,土産の調達をきちんとしなければ,ということもあった.HIJでも,新大阪への新幹線乗車直前に,ホーム売店で多少は調達したが,あまり選択肢がなかった.

 18:20頃に17番ゲートに着くと,「GROUP 1」の搭乗が始まったところらしい.列が切れたところでゲートを通過したのだが,PBBを進むと二股に分かれたところで,右側にしか進めないようになっていた(少なくともそう見えた).
 あれ? A350ってL1しか使わなかったっけ?と訝しみながら進むと,何のことはない,L2ドアに出てしまった.まさか自分の左側に座席,それもクラスJがあるとは……!
 基本的に飛行機に乗り込む際には,ドアを入ると「右折」する筈なのだが,これでは「左折」するしかない.

 しかし,L1に通じる通路は通れなかったから,「逆走」ではないだろう,と思ったら,パラパラと前方からこちらに歩いてくる人がおり,なかなか進めない.

 ……どうして?

 L1に通じる左側の通路は,通れなかったのではなく,単に右側の通路に「だけ」行列ができていたから,そちらにしか行かれないのだと思い込んでしまったようだ.
 これ,先刻の「ラウンジで食うか機内で食うか」(何だか「打ち上げ花火,下から見るか?横から見るか?」みたいだな)問題に通じるものがあるかも知れない.
 「GROUP 1」の列にいた乗客のほとんどは,先刻までDPラウンジにいた層であろう.そもそも「GROUP 1」の要件とDPラウンジの入室資格は同じである.
 DPラウンジにいた客は,拙僧を含め,ほぼ例外なくあれこれ食べており,ピークであろう「HND便出発の40~30分前」には,おにぎりもパンも「枯渇」してしまっていたような状況だった.18時頃という,ちょうど「夕食」に当たる時間帯であったこともあるだろう.
 しかし,その後Fクラス利用だったら,拙僧のような「準備運動」的な飲食は必要なく,むしろ「練習で疲れて本番でガタガタ」みたいになってしまうかと思われる.
 つまり「GROUP 1」のほとんどを占めているであろうJML/JGPな客層は,DPラウンジで食っておけばYクラスで充分,ということなのかと思われる(当然と言えば当然の話だが).そのため,L1から入るべきAコンの客は少なく,L2からのほうが近くなるBコンより後方の座席が多いのかも知れない.奥から詰めてもらったほうが搭乗自体はスムースだから,理に適っているような気もする.

 むしろ,本当にFクラス利用の客の場合は,オーバーヘッドの収納量にも余裕があるので,慌てて乗り込む必要はなく,ギリギリまでラウンジなどでゆっくりするが吉,ということなんだろう.
 普段の拙僧はそのタイプで,基本的に「飛行機は指定席なんだから急いで乗らなくても」な派である.今回は土産調達のために「早出」して,たまたま優先搭乗のタイミングと合致したから,このような光景に出くわしたということか.

 ただし,結果的に早目に機内に入れたので,オーバーヘッドは選び放題.


 ポートサイドの一番前の収納は,他に較べて幅の狭いものになっていて,ショルダーバッグと土産を入れた紙袋を並べて入れると,ちょうどいいくらいの幅.ここを確保できたので,幅の大きい収納内で,他の客の馬鹿でかいスーツケースに土産が押し潰されるような事態が避けられるのは有難い.

 A350-900のFクラスシートは,従来のものとは雰囲気の異なるスクエアな形状で,色もブラック基調.


 どうやらB787-8のFクラスシートも,同じような感じらしい.


 現在では,B777-200が国際線機材しかなくなってしまったため,従来の国内線Fクラスシートが装備されているのは,B767-300ER(コンフィグA25)だけということになるようだ.

 搭乗がほぼ終わりに近付いた頃,PAで「羽田空港上空での着陸機混雑が予想されるため,当機の離陸を19:14以降とする見込であると,管制から指示が出ております.状況により,多少早まる可能性はございます」とのこと.
 離陸が19:14となると,35分前後のディレイが予想され,更にその原因が着陸機混雑となれば,もっと延びかねない.定刻は19:45着だから,単純計算で20:20前後,着陸待ちも考慮すると21時近くなる可能性もあるのか.

 18:29 ドアクローズ.

 予定していた乗客が全員乗ったからドアを閉めたのだろうが,「19:14の壁」が待つためか,一向に動き出す気配はない.
 Fクラスシートの客には,おしぼりとペットボトルのミネラルウォーターは如何ですか,とCAさんが回ってきたが,これ以上の「水分」は危険であろう.

 18:40 ブロックアウト.

 左バックでプッシュバックされ,トーイングトラクタが外される.しかし,やはり動き出すまでは時間がかかる.
 18:45頃,やっとタキシングを開始し,A-TWYからC1を経由し,B-TWY(B4・B3・B2)を通る,毎度お馴染のルート.
 RWY32Lエンドの一つ手前,W9に入るが,RWY手前で暫し待機.

 たまたまこの日は仲秋の名月(旧暦8月15日).

 窓からも月が見えた.

 18:57 RWY32Lからテイクオフ.

 予告よりもかなり早まりはしたが,本来なら18:40前後にはエアボーンしている筈だから,やはり最低でも20分くらいのディレイは覚悟しなければなるまい.

 19:01 ベルトサイン消灯.

 機内サービスが始まる.


 夕食は「すき焼き風」とあり,温泉卵が添えられているので,それを絡めて食べろ,ということらしい.


 ドリンクはシャンパンをオーダー.結局(時間的制約もあるが),1本「おかわり」するに留める.


 別途「あられミックス」と「ドライ納豆」などが配布される.小籠に入れて「ご自由にお取りください」状態での提供だったので,1つずつ貰ったが,結局そこまで機内で食べられるほどの余裕はなく「お土産」の一部となった.

 食後に温かい飲物は如何でしょうか,と訊かれたが,いや,胃袋がもう限界ですがな…….
 正直なところ,DPラウンジから始まり,機内でもあれだけ飲み食いして,よく機内で手洗いに行かずに済んだな,と思う.

 いやまあ,座席は「1C」なので,手洗いは目と鼻の先なのだが.

 19:32 ベルトサイン再点灯.

 都合,31分間の「機内サービス」タイムに終わる.


 航路上の位置から見ると,ちょっと早目の再点灯にも思えたが,それでも往路のHND⇒HIJよりも2分間長く,よく頑張ったな,という感じ.感覚的には,離陸時に早目に上昇して,早くサイン消灯した部分が効いているように思う.


 房総半島上空から,降下しながら左旋回し,千葉の沿岸を反時計回りに進んでいるようだ.

 19:52 ギアダウン.


 座席前の個人モニタを「前方映像」に設定していたが,東京ディズニーリゾート付近から,ゲートブリッジ上空を進んでいる模様.



 往路の離陸時の「逆」に近いコースからアプローチしているようで,そのままRWY22への進入だろう.

 以前なら左旋回でRWY16Lに着陸する「チャーリーアプローチ(通称:羽田カーブ)」もありそうなコースだが,D滑走路(RWY05/23)設置に伴い廃止され,ナビゲーションしていた「江東VOR/DME」もなくなってしまった.


 現在,都心上空からRWY16Lにランディングすることはあるが,東側から回り込んで,となると「台場VOR/DME」を使うことになり,若干コースも異なるし,深夜早朝とか滑走路工事などの例外的な運用らしい.

 19:56 RWY22へランディング.

 B5から出て,そのまま左に大きく機種を振りM-TWYに進入.A滑走路(RWY16R/34L)と3タミの間のL-TWYへ右折する.
 暫くタキシングを続け,左折してL6へ入ったが,RWY手前で一旦停止.16Rからの離陸機をやり過ごしてからRWYを横断し,A6,W6(これもよく見るチャートではL4,A4B,W4となっているものが多い)と進んでW-TWYへ右折で入った.
 ということは,1タミでもかなり南側のスポットに入る,と予想される.

 20:05 7番スポットにブロックイン.

 ここまで来ると,南ウイングというよりも「南ピア」.
 出口,というか手荷物受取場までは,かなりの距離になる.
 それでも,20分のディレイに留まったのは有難い.

 受取場に行くと,同じバゲッジクレームにSHMからのJL218便の手荷物も入るようだ.



 まずJL218便の手荷物が流れ,暫く開いて(何も流れて来ないが,ターンテーブルは回り続けている状態),JL130便の手荷物が流れ始めた.
 ボールカートは全体の3番目,スーツケースも10番目くらいに出てきたので上出来.
 思えば,18年前に「マイレージ修行」を志したのは,この「手荷物が『ラストワン賞』に4回連続で当選」するという仕打ちに憤慨したことが契機だった.まあ,今回のようにFクラスに乗ってしまえば,そういうこともないのだけれど,今にして思うと,あれ以降は制度もどんどん「改悪」されているし,結果的に「修行費用/単価」も高騰した(当時はJGC・SFCとも30万円程度で充分(かつ「マイル」もオマケで貯まる)だった)から,あの時にやっておいて良かった,と思えるのだが.

 時間帯のせいか,着陸機混雑と言われた状況のせいか,その両方なのか,リムジンバスはかなり混んでいたが,どうにか乗り込めた.ただし,少し遅ければ久々の「補助席」になっていたところだ.
 乗り込む時に,以前のように「ここから補助席になります」という声も聞こえなかったが,あのボールカートを積み込んだ後で「だったら次のに乗る」とも言い辛い.

 ということで,今年は2月のKMJ,7月のHKDに続き,3回目の航空機利用の「遠征」となったが,JL便はまだ4レグしか増えていない.それでも,ここ何年かの中では(コロナの影響もあるが)多いほうだ.
 とは言え,これでJL国内線通算384回搭乗,145,431マイル.
 「亀タグ」まで,あと116レグ.

 こうなったら,来年以降のどこかでJGPでも目指しますか……(爆).