コロナの影響で調査の客足は未だ戻っていないので、今はひたすら現場仕事に汗を流している。
そんな現場で勘違いさんたちに見せる写真を撮る機会があり、写真に収めた。
それがこれ。
これはハーネスを収納するケースで使われているのだが、これをドーム型カメラだと思い込んでいる人がいるのだ。
このケースはユニットバスの天井にある点検口の中にも設置してあるので「浴室に盗撮カメラが仕掛けられていた」とか騒ぐ訳だ。
しかしケースの中にはハーネスしか入っていない。
またユニットバスの天井にあるコレをカメラと言っていた人もいた。
この下はと言うとコレである。
ユニットバスの照明。
こうした物を見付け、盗撮とか騒いで大家とか管理会社にクレームを付け、相手にされずに憤慨したりしている。
また、クレームを付けてしまうと引っ込みが付かなくなり変な方向へ行ってしまったりもする。
何とも馬鹿げた話である。
そうした盗撮を主張する人は主に女性なのだが・・・
男の心理としては女性の体は見たいと思うのは正直な所だ。
これが男の体の方に興味があるのならそれはそれで問題だし、女性に興味があるのは正常な証でもある。
しかし誰でも良い訳では無い。
30代の頃に、岐阜県の下呂にホテル建設に伴う杭を打ちに一ヶ月出張していた事がある。
その時、夜があまりに暇だったので、下呂に有ったストリップ小屋にスケベ心丸出しで行った事がある。
お客は私を含めて4人。
さあ踊り子さんが登場! その途端私を含めた4人は腕組みをして目をつむり寝たふりを始めた。
その理由は、年配の小錦の様な踊り子さんが、全身にまとったラードを波打たせて登場したからだ。
その踊り子さんのショーが終わると、皆目を覚ます。
そして次の踊り子さんが出て来ると、また眠りに落ちる。
小錦の次は年季の入った象アザラシだった。
そして象アザラシのショーが終わると皆目を覚まし、次に期待する。
次はこれまた年季の入ったトドの行水。
当然皆眠りに落ちる。
そしてトドの行水の後に皆目を覚ますのだが、次に出て来たのは小錦だった。
そこで私は意を決し、すくっと立ち上がり出口に向かう。
するとの頃の3人も一斉に立ち上がり出口へと向かう。
そしてその見ず知らずの客から感謝の言葉を貰う。
帰る切っ掛けを作ってくれてありがとう。
そして、不思議な連帯感が芽生えたストリップ小屋を後にした。
男心とはそんな物で、女だからと言って誰彼構わず見たい訳ではないのだ。